2年連続 サトイモは満足のいく収穫でした。
昨年5月に植え付けたサトイモの最後の収穫をしました。
お蔭様で この冬はサトイモを買うことはなく、大変楽しく頂く事が出来ました。
一昨年(2005年)は道の駅に 水耕サトイモが並びました。10月頃からでした。
その年は 初めてのサトイモの植え付けで 数も少なかったし 出来栄えに自信がなかったことが大きな理由ですが、何回か買って調理しました。
水耕ですから 泥を落とす手間がなく また美味しく 良し良し とつぶやきながらいただいたものでした。
しかし その後自分の畑で出来たサトイモの美味しさにびっくりしました。
その経験から 昨年のサトイモの植え付けは 一挙にその前の年の4倍に増やし、秋口から道の駅に並んだ水耕栽培のサトイモには目もくれず ずーーーとウチのサトイモを食べていました。
いわゆる サトイモの煮っ転がしです。
以前は どこどこ産の何々 と こだわりをもって野菜を買ったりしましたが、この頃は、それが いつ収穫したものか になり 果ては 何時に収穫したのかというこだわりになりつつあります。
週末田舎暮らしにとって これは シアワセな事なのか フコウなことなのか よく分かりません。
町で買わなくなった野菜の代表
ソラマメ と 枝豆 です。
井戸を掘った2005年 井戸掘り初年度は2〜3回のトラブルがあり その都度 西西隣の隣人の同級生である井戸やさんに来てもらい、調整なのか修理なのか分かりませんが、使えるようにしてもらいました。
去年の夏以降 一度もトラブルなく順調に稼動しています。
ここからは 私の想像ですが、家を建築中ですからほとんど毎日井戸は使われていたと思います。
その結果 当地ではワカメと言っているヨード分が固まったようなゼリー状のものが 発生しても早期に 押し流されているからと思っています。
又今年は暖冬で井戸が凍る事もありませんでした。
ウチの井戸は機械で掘りましたが 千葉には「上総掘り」という 井戸を掘る技術があります。昨年(2006年3月)重要無形民俗文化財に指定されました。
世界に貢献する井戸掘り技術 と評価されています。
昨年の千葉県ニュースリリースで
上総掘りってどんなん?を知る事が出来ます。
この記事のあと 2006年3月15日 重要無形民俗文化財 に指定されました。
今年は 一度はフキノトウの天ぷらを作ろう。
シーズン初めはこのように決意していました。
しかし・・
家族が少ないと 天ぷらというのは大変億劫なものです。
そして私の場合で言えば、姑が大変天ぷらの上手な人で、そのイメージが 今もって頭を呪縛しているので、天ぷらにはそれ相応の緊張感がしいられます。
フキノトウをはじめとして 菜花 せり 椎茸 と新鮮な素材を天ぷらにすると、美味しいことは分かっていますが、つい 「この次にしよう」と先送りしてしまいます。
フキノトウは かれこれ3週間ほど前から見かけるようになりました。
食べる分だけ摘んできては、フキノトウ味噌にして素焼きにした椎茸にのせたり、茹でたコンニャクにのせて味噌田楽風にしたりしています。
道の駅では 1パック200円ぐらいで売っています。
それを見ると 自分のうちで芽をふくフキノトウをいとおしいと思う私は「買ってしまおうかな」「ウチのは花を咲かせれば増えるだろうから そっとしておこうかな」この思いに、かられます。
サラリーマンとしての現金収入があるから思う事なんでしょうか。
学生時代は 「休講」といえば なんとなく物足りないようななかに、自由な時間が出来たとばかり ぶらぶらしていたものでした。
そんな呑気な話ではなく 「休工」です。
年初からあまり体調がよくなかった棟梁です。ここにきて 強い腰痛が出て、しばし 木工事を休む事になりました。
思えば 真夏のあの暑い中、解体された古材と図面で 何とかやってもらいたいという話を、相当のプレッシャーの中で 実行してもらいました。
棟梁 そして 岩熊さんも この建物が現存した様子を見ることなく 移築再生を請けてもらいました。
体力・精神共々 その リバウンドが来たのかもしれません。
移築再生は いわば 顔も知らない棟梁がやったものを 再現するわけですから、その昔の棟梁のテンションとニアイコールなところに自分を持っていかなければならないのかもしれません。
笑いながら「眠れません」といっていたのは、実は チョットだけもらした本音だったのかもしれません。
「一回 一回違う事やっていますから。。」
ゆっくり 休んで体をやすめてください。
しばし お待ちします。
西の隣人に用事があって訪ねていくと、日当たりのいい庭先に出て ケープを掛け 散髪をしてもらっていました。
隣人は 昨年運転免許証を返上し、とても残念そうにしていました。
お天気のいい日は 自転車に乗り 田んぼを眺めながら ゆっくりと自転車ドライブを楽しんでいます。
そういえばこの頃姿を見かけなかったと思いながら、床屋さんの口調にのってしばし世間話など・など・・
聞けば 西の隣人の体調不良を聞いた床屋さんが 出張サービスをしているということでした。誰が決めたわけでもなく、床屋さんは床屋さんとして地域で出来る事を自然体で対応している そんな様子に この町に暮らすことに安堵を感じます。
草刈りに愚痴は出ますが、山の整備にはナカナカ腰が上げられなかったりしますが、除草剤を使うこともなく、自分達で出来る事をそれぞれがやり 里山の光景を維持しています。
もちろん私たちは 私たちに出来る事を自然体でやっていくつもりです。
一台の給湯器で家全体の給湯をまかないます。
思いますに、蛇口をひねってからお湯が出るまで、給湯器と蛇口までの距離に応じた待ち時間が発生します。
2階の給湯はそれなりの覚悟で挑むので、検討対象外とします。
給湯タンクの置き場所は家と敷地のバランスで設置場所を選定するつもりでした。
ここで 使い勝手をよく考えてみようと立ち返りました。
いろいろ 論議をかもしているガス瞬間湯沸かし器 これの 最も素晴らしい利点は直接お湯が出てくるところだといえます。
スイッチを押せばお湯が出る。
せっかちな私には ありがたいことです。なにせ トイレの水を一回流したら、タンクに水が溜まりきるまで次が流せないという あのタイプには 歯がきしんできます。
エコキュート 貯湯タンクから末端の蛇口までの距離は なにを最優先すべきか。
台所 か 洗面所 かという選択です。
洗面所かな と思っていますが・・
あと 落としこみのみのお風呂ですから 湯張りの蛇口は太いのがいいです。
シティホテルのように 一気にお湯が張れる。
このように行きたいものです。
睦沢町が施工した浄化槽工事が終わりました。
きれいに整えられ、山の住人の足跡も消え去っていました。
目的はなんなのさ。。と聞かれると返事に困るのですが、ジョウバンと呼ばれる水平な作業台があるといいと思っています。
お金をかけて作ろうと思えば それは簡単な事なのですが、それを使って何かを生産するわけではなく、ちょっとした事に「あったらいいのに」と思うからです。
ですから リーズナブルに。そのへんにあるものを 利用しようと考えています。
そこで 目をつけたのがこの浄化槽を打ち込んだコンクリートです。
機能をはたしてくれるかどうか、まだ 確認していませんが。
当面 是非やらなければならないことは、5客ある椅子の脚を詰めることです。垂直寸法で50mm位短くしたいのです。
角材で枠を作って それを冶具にしてノコギリを当てようと思っています。
それには どうしてもきちんと水平が出た作業台が必要です。
電動ノコを用意して、一気に切ることも考えたほうがよさそうです。
4本の脚が一本でも寸法が狂うと、不愉快な事になり、そこを修正すると他が狂う・・・・
あ〜〜悪夢になりそうだ。
私たちがここ睦沢に 新潟の民家を移築するきっかけとなったのは、山梨の石川工務所さんがあってこそでした。
移築再生の段階になり、「地元の工務店に依頼したいから引き渡して欲しい」 この希望を「わかりました。」と一つ返事をしてくれたのが、石川社長でした。
ここに至る経緯は 引き取り手として名乗りを上げた日から9ヶ月間、何回かの面談をしましたが、折り合いがつかず 上記の申し入れとなり、了解を頂戴したものです。
あの日 石川社長に古材を引き取りたいので是非面談の時間をもらえないかと 電話でお願いしたあの日
「承知しました。。。ですから その件でわざわざお見えになる必要はありません。新しい工務店さんも現物を見たいでしょうから、その日を設定するという事で、かまいません。」
私はあの時の 石川社長の声の様子 語り口を はっきりと記憶しています。
もっと もっと 困難なことを予想していたからです。
石川社長の明快な対応がなかったら 大変苦しい思いをしていたに違いありません。
さて 石川工務所さんのサイトは 今月のトピックスというのがあり、毎月更新されています。
桑原家住宅これもまた すばらしい木組みを見ることが出来ます。
多分 寄棟を切妻にしたのではないかと思いますが、見事な 民家移築再生が完成していました。
タイマーといえば 最もお世話になっているのが 煮物を火にかけ ハイ15分たったら教えてね。。
または 炊飯器。この時間にはご飯を炊き上げておいてね。
と いった使い方をしています。
この先必ず必要性が出てくるのが 週間タイマーです。
カレンダータイマーとして総称し 週間・年間とありました。
オムロン制御機器・タイマAC100V 200V兼用で 2Pなら 1台あればいいのかな。
\21,000なり です。
カレンダータイマーが何故必要か。
ハイ。こういうことです。
睦沢の家はオール電化です。エコキュートは深夜電力(日中の電力料金の約1/3)を利用して貯湯し、お風呂やシャワー、お勝手の給湯をするわけです。
少なくとも今年一年は 週末睦沢暮らしですから スケジュールに合わせて 貯湯することを考えなければなりません。
願わくばこのタイマーの設定が 直感的であることを願います。
雨といを付けるかつけないかの選択は、メンテナンスをどのようにやっていけるかにかかっていると思っていますが・・
もう一つ表面化していませんが大きな要素があります。
vivakenは 口をつぐんでいますが、雨だれが屋根から落ちる 「これって 風情だね〜」
こう思っている事が、状況から判断できるからです。
ケヤキの古木さん アリガトウ
って感じで 昨夜はぐっすり眠れたようです。
私はといえば またまた・・・・独特な理論=美学 ってやつに従うしかないか とつぶやいています。
その覚悟は決まったのですが、高圧洗浄機ってどうなのよ と Webをブラブラしていたら
200V 3.7KW 155Kg メーカー価格 ¥500,000が
ただ今 ¥21,000なんぞというオークションを見つけて 「これい〜〜じゃん!」 と思うわけですが、個人ユースでこんなものを買い込んだら また なんか言われるのがオチとあきらめておきます。
ともかく これから先は 目減りの人生ですから、自分でメンテナンスを合理的にやれるような配慮をするしかないわけです。
U字溝を掘って 瓦を並べて、雨をうける。
玄関の屋根に雨が当たってうるさければ避難。
これが 似合っているように思えてきました。
近所の人と立ち話をしていて、「雨といが枯葉で詰まる。掃除が厄介。」というのを耳にし、「雨といをつけるのはやめる」こう結論が導かれていました。
実はこの件について、私は違う角度から理解していました。
雨といをやめる代わりに どのように屋根から滑り落ちてくる雨を受ける計画だったかといえば、雨が落ちてくるであろう場所に一定の幅の溝を掘り、U字溝をつくる。このU字溝に、砂利ではなく瓦を並べ雨をうける。
こういうことでした。
私はこのことを、原因として「雨といが枯葉で詰まる」という事から発生したと 聞いていたとは思うのですが、結論として言えば
「あ〜〜!!またまた vivakenの独特な理論だな。」
と まるっきりあきらめて、「瓦並べ。」この 覚悟を決めていました。
雨といの話が再燃したのは、本体の屋根から流れ落ちる雨が 玄関の屋根に落ちて 2階の私の部屋は 玄関のすぐ近くなので 雨が降ったら雨音がうるさそうだ。ここから始まり、後付けで計画が始まったベランダの雨よけをどうするか。となりました。
私:雨といはどうしても 付けないのですか?
vivaken:落ち葉で雨といが詰まる。ウチの場合タッパがありすぎて 掃除が出来ない。
岩熊さん:今 雨といに落ち葉よけネットというのもありますから 調べてみましょうか。
vivaken:え〜!! そんなものがあったんですか。。知らなかった。早速調べてください。
岩熊さんも 私同様 ”雨受けU字溝瓦並べ”を作ることがおしゃれだと考えて 雨といを付けない選択をしていると理解していたと感じ取りました。
調べてみると
落ち葉よけネット雨ドイヘルメットなどがありました。
数日前に搬入された浄化槽は埋め込まれました。
浄化槽を埋め込み 周りには砂が入れられました。
その砂の上を歩いた、何者かの足跡を見つけました。
山の中には時折 兎の落し物を見つけますが、この爪の様子では 兎よりもう少し大きな動物に思えます。
家の北側を西から東へと向かっていました。
むつざわの伝説と昔ばなし睦沢町教育委員会が作成したサイトです。
この中に トンマな”睦沢町のタヌキ”という昔話があります。
我が家の 裏庭を通過したのも恐らくタヌキでしょう。砂の上を歩いてたまには存在感を示そうと考えたか考えないか・・・・
またこの 昔ばなしの中には ”片端う梅の伝説”というのがあって、広域農道 道の駅(睦沢の郷)のすぐ近くにある 女ガ堰の由来を知ることが出来ます。
民家といえば蔵 と書きましたら チェックが入りました。
”民家といえば納屋”でしょうが・・と。。。
そうですね。納屋です。
何故に蔵・・という事になったかといえば、こんな理由がありました。
ご近所と話をしていると、40年前ここがどんな様子だったかよく話題になります。
私たちが今家を建てている殆ど同じ場所に先住者の住いがあり、県道に面しているあたりには”蔵”があったと聞いているからです。
そんなやり取りが 民家といえば蔵 と表現しましたが、民家といえば納屋 というほうがずっと適切です。
おまけに 蔵に入れるものがない。(笑ってください)
どんな納屋を作れるか、それは いつのことやら・・
乞う ご期待!!
さて 気になる 保川建設さんの 古民家移築再生。
2月8日 上棟式の様子が掲載されています。
なんとも なんとも 施主さんはどんなお方さまなんでしょう。
古式にのっとった上棟式の様子
数件先に長屋門を構えるお家があります。
茂原に向かう途中のアジサイ屋敷も長屋門を構えています。
私は羨望のまなざしを向けるだけです。
長屋門は必需品ではありませんが、物置はどうしても造らなければなりません。この写真には 工事のための仮設トイレが写っていて、里山の景色にスチールが似合わないことがよく分かります。
この土地を購入してまず必要となったのは物置でした。とりあえず物置を用意しようと決心し、「スチールじゃ嫌だ。」というvivakenを説き伏せて、スチールの物置を購入しました。
家の建築にあたり2度場所替えをした物置は、さてこの先どんな姿に変装して活用しようか思案しています。
本来であれば 蔵を造るということになるのでしょうが、このデカイ家で精一杯の私たちですから、とても蔵なんぞ検討課題にもなりません。
vivakenは言いました。
「自分で杉の皮を貼り付けて、化粧するよ。」
却下!!!!!
睦沢町による浄化槽設備工事の着手は、支払い及び事務手続き終了後10日ほどで実行されるというすばやさです。
そして工事のスタート日は 4日の日曜日という私たちサラリーマンにとっては、変則的なスタートでした。
いつもなら 日曜日は現地に居るのですが、この日はたまたま用事があって行くことが出来ませんでした。
岩熊さんから「4日工事着手です。」といわれ 「ハイ!」と返事をしたものの、管理者の立会いが必要とは理解できずにいました。岩熊さんに現場をお任せする結果になりました。
睦沢町に 妙楽寺というお寺があります。
古くからここに住む方々が檀家さんとして 寺を支えています。
睦沢町の妙楽寺で四日、国重要文化財の「木造大日如来坐像(ざぞう)」が一般公開されたこんな記事がありました
2台の配電盤が並びました。
右側は 2004年に井戸を掘ったときに 井戸のモーターを回すために引き込んだ100Vです。
このときは 仮設電源にするのか 本設備にするのか といろいろ勉強しました。
結果的に 本設備として導入した選択に間違いはありませんでした。
100Vの配電盤をつけて貰った電気屋さんには、「家を建てるときには お願いしますね」 と 隣人の親戚に工事してもらいました。
ところが その約束はホゴになってしまいました。
宅内はガイシで接続する事が決まっています。
やろうと思えば電気やさんならやるのでしょうけれど、守門さんと実績のある電気やさんが工事をやる事になったので、100Vを引き込んでくれた電気屋さんには お詫び方々 事情説明をしなければならないと思っています。
土地を購入した当時 まさか このようなデカイ古民家を再生移築することになるなんて考えてもいなく、地元の大工さんや 水道やさん 電気屋さんにお願いしようと思っていました。
そんな経緯で 関係者に”お願いしますね” と いわれれば ”こちらこそよろしく”そう答えていたものでした。
浄化槽配管工事のため、作業小屋が解体され玄関の造りが通りからも見えるようになりました。
沓石にのっている柱は、裏山の杉を使った柱です。風雨により 年輪が浮き出て、時代を感じさせる柱になることと思います。
屋根の破風は 折井棟梁作。
屋根を支える小屋梁は サスを利用しています。これも 棟梁のアイデアです。
いろいろ見ていると、民家は一つの集落の中で同じ様なデザインの事が殆どです。その結果その集落の統一された美しさが生まれています。
また その村に棟梁を務められる人が複数居たわけでもないでしょうから、自然の条件とマッチした一つのパターンが出来上がったものと思います。
私たちのように、民家を素晴らしいと感じての移築再生は、時代背景が違うし 生活の背景が違うので 元の形にどんどんアレンジが加えられます。
これがまた素晴らしいことだと思っています。
腰板三尺 その上に見切り板がついて、その上が漆喰です。
漆喰の下地板張りが進みます。この上に防湿紙・ラス網となります。
こうしてみると 変哲のない民家です。
「古民家ゆえ少々の事は受け入れます。架橋をなるべく変更しないでください。」
この発想が いろいろ論議をかもし出しますが 古民家ゆえに 施主が材の切った貼ったを受け入れられず イレギュラーなことが起きます。
実は我が家の2階の窓です。
こうしてみると 何の疑問の湧きませんが、秘密があります。
屋根の下に梁が外に露出しています。この位置には桁がまわっていて、2階の床面から 桁の下面まで 170センチ弱です。
桁には手を入れないでくださいが 私たちの希望ですからそこに窓枠を作りサッシをはめ込むと、ガラス窓の上面は床から160センチの高さです。
どのようなことが起きるかと言うと、目線の中に桁が入ります。
通常窓は 身長プラス20センチの高さ辺りまで開口があって、外の景色を見ています。
そのくらいの余裕があって 大きな景色を見ているわけですが この建物の場合 チョット背をかがめることになります。
私は身長160センチ弱です。
考えると 身長180センチの人は日常が全てこんな具合なんだという事です。
岩熊さんは 窓の高さを心配して 建築をスタートする前何回かの確認がありました。
私たちは ダイジョーブ ダイジョーブで断行しました。
結果としてなるほどこういうことになるのかと 受け入れています。
都市ガスの引き込みをやめたので 給湯・暖房は電気で全てをまかないます。
200Vも引き込みます。
当初 都市ガスの引き込みのイニシャルコストが高いと感じました。しかし オール電化にすればランニングコストがガスとの併用より安く上がりそうだというものの、電気に関わるイニシャルコストはガスの引き込みよりもかさみ 回収は 無理と判断しています。
年金暮らしの中で、月々出て行くものが少ないほうが、例え今イニシャルがかかろうとも、気が楽なように思えました。
また ガス屋さんは言いました。
「ガスはなんかあると死にますからね。」
その通り。衰えゆく肉体と注意力には このような安全策で対応するよりないという もうひとつの判断です。
電気しかない というのは今までの生活から言えば「なんかの災害で電気が来ないことになったらどうするのか。」という事になりますが、裏山の木を燃やして暖を取ったり、煮炊きをしたり、一応想定内出来事としてかたずけられるよう、せめて 「チャッカマン」の用意だけはしておきましょう。
屋根が出来上がり、壁面には断熱材が入り木工事が着々と進んでいます。
2月の末から着工と聞いていた浄化槽工事の工期が早まり、2月早々の着工となりました。
ユンボが来るならやってもらいたいことはいっぱいありますが、ま〜よく検討して、ボチボチといきます。
立春を目前に控え、この冬が暖冬であったことが報道されます。
昨年何度か見舞われた降雪にもあわず、井戸が凍る事もなく、もっと前を振り返れば台風にもあわず、事故がなくここまで来る事が出来ました。
舅は言ったものでした。
「暦は立春をもって 新年を向かえ違った運が巡ってくる。」
今年がどんな運のめぐり合わせだったのか、知りません。
結果として 事が穏やかに収まったことに、ともかく感謝します。
立春を過ぎどんなめぐり合わせが待っているのか分かりませんが、出来るだけの配慮をし、人生最後と思われる大仕事を終えられるよう、祈念する次第です。