陽が落ち 影る頃 田んぼや畑の真ん中、家の敷地の片隅で 焚き火をする様子が見られます。
離れて暮らす家族を迎える準備か 若いとはいえない夫婦が 今年一年最良のパートナーとして協力してきたのだろうカップルが 枯れ草や枯れ枝を始末しています。
多くが いつもとはちょっと違うあわただしい日々の1週間でしょう。
早朝屋根に降りた霜は 日の出後一時間もすると解け始め 雨音のように雫が落ちます。
その時刻になると ブラインドの開け頃で 太陽の恩恵を今日一日感謝して受け入れます。
そんな 空気のシンと冷たい朝は、富士山や那須連邦 上越の山々を眺めることが出来る場所なら どんなにか感動的なものだろうと思ったりもしますが 無いものねだりというものです。
どんぐり庵の レンギョウやモミジは 新梢のエネルギーがみうけられます。
ソメイヨシノにもです。
活動のエネルギーを秘めたこの時期の美しさを ちょっと違った感覚でながめています。
情報を確認すると 国内の地デジ受信のカバー率(視聴可能)は 2008年3月93%。
またまた この睦沢というところが 取り残されている現状のお知らせ。
長南に基地局が出来たものの 睦沢での視聴には疑問符付きで だいじょうぶだ〜というお墨付きはもらえません。やってみなくてはわからない。
こんな調子で 2011年本当にデジタル完全移行が可能なのでしょうか。
光回線に移行する話がさっぱり湧き上がってこないこの地域に住んでいると、又もや 置いてきぼりをくっていると思わずにいられません。
中継局の開設は 2009年3月までに 勝浦・下総光(どのあたりかわかりません)など計画されていますが 安定した受信が可能になるかどうか 疑問です。
こうなってくると デジタル放送受信用のチューナーだけではなく そのためのアンテナ対策にも力を入れないと アナログ放送は終了!!となった時 問題点が残るように思えます。
この辺の話題は 私の耳に届きませんが。。
ワンセグ と BSぐらいは大丈夫じゃないのかしら と思っていますが 今のところ未確認です。
クリスマスの声を聞くころから お正月のホンのお印として マメで暮らそうというわけで 黒豆を煮ます。
丹波の料亭用として選別された豆を買っていましたが 今年は 不作で 最上品は前年度産ということでした。
睦沢でも皆さん言っていましたが
「今年は うまくいかなかった。」
豆が太らない 数が少ない
という事です。
前年度産でも 粒ぞろいの最上品を買うか
いや 新豆のほうが美味しいに決まってる
と迷ううちに 「それなら 地元の豆を買おう」と決めました。
気分を変えて 大多喜の道の駅で1kgほど買いました。
ただ今 静かに加熱中です。
ご近所と黒豆の話になって、「今年は大多喜の豆を煮ます」
というと
「丹波の豆のほうが 美味しいのじゃないか・・豆も大きいし。。」
という意見です。
こんな事は初めてで 地元の梅を漬けないで 和歌山から取り寄せている私を見て
「ったく 都会の人は・・」
なんていわれているのに
ハハ〜 今度はぎゃくだ!!
どんぐり庵に 2株のクリスマスローズがあります。
でも クリスマスに花を見ることは出来ません。
今シーズンは植え替えをしているので 花を見ることが出来るかどうか定かではありませんが、今までは2月に花をつけていました。
年々株が大きくなり こぼれ種が芽を吹いたり 地植えにしてしまうと 比較的扱いやすい部類と思います。
うつむいて 大人しく咲く花ですが 近頃は切り花として 茎の長い物が売られているのも見たことがあります。
生け花にするには 色が暗いので それなりの工夫が要りそうです。
ともかく ネーミングが良かったのでしょう。
高価格で販売されています。
キリスト教の逸話
貧しい羊飼いの少女がイエス・キリスト誕生を祝福しようと訪れたものの捧げる贈り物もなく途方にくれていたところ、天使が舞い降りて雪の中から美しい白い花を出し、その花(クリスマスローズ)を贈り物に捧げるよう告げた
だ そうです。
里山の風景の中で 縁側に布団が干してあったり どうどうと洗濯物が干してあったりするのは 許容されるところであり かつ 暖かい生活の香りが感じられるものです。
さて どんぐり庵は。。
南南西に向いて 物干し場があり 槙の木がわずかに目隠しになっています。
ここには 日々の洗濯物を干します。
夏でも3時。冬場であれば お昼には取り込まないと湿気っぽくなってきます。
冬場の庵内は 蓄熱暖房機を使っているので乾燥気味です。乾ききらない洗濯物を取り込んでも暖房機がフォローしてくれます。
さて 布団はどうしているかといえば
日当たりのいい 庵内。
吹き抜けの手すり キャットウォークの手すりにかけ 取り込み時間など気にすることなく お客様が見えるお約束がなければ 掛けっぱなしです。
これは 最初から想定していた事ではなく ”布団干し場にしよう”
と 別にもくろんだ場所もあるのですが、取り込む時間に制限のない庵内干しがすっかり定着してしまいました。
夏は夏で あちこち開けっ放しですから 風通しもよく太陽も当たると。。
大いに活躍しているキャットウォークの手すりです。
この手すりには 逸話があって 棟梁は一階からの見上げにこだわって キャットウォークの手すりを中々受け入れてくれませんでした。
あるとき 見学に見えた方が
「手すりのないこんなところ 私にはとても歩けません!!」
とたまたま直訴してくださり 今の結果となり そのキャットウォークの手すりが大活躍しているのです。
どなた様か存じませんが この場で心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
市川市は 数年前 ゴミの分別の表現を 燃えるゴミ→燃やすゴミとしました。
睦沢町は 燃えるゴミです。
睦沢町のゴミの収集は 収集日が祭日に重なってもお休みしません。
もしかして お正月も収集するのかしら まさか そんなことはないだろうな
と 町のサイトで確認すると 最終12月29日 始まり1月5日。
お正月に仕事をすると 神さまに・・・と 大工さんは仕事をしなかったくらいですし、
やっぱり お正月は お休みです。
どんぐり庵は 少々ゴミの収集がなくても 置き場所はたくさんあるし 燃やしても迷惑をかけないようなものは 燃やす事も可能だし、今までのように 生ゴミを冷凍したり 家の中で置き場所を探したりしなくていいので 大変気楽に考えています。
そして 田舎のクリーエーターを自称する庵主は 分別のためのゴミケースを どんぐり庵の宝箱こと 古材置き場から選抜した材料で 見事オシャレに作ってくれたのでした。
三バラ(茂原・大原・市原)に囲まれた睦沢から お買い物はどちらへ とご近所に訪ねたことがあります。
どことはっきり答えが出ようもありませんが そんな会話の中で
「大多喜へ行くには 信号が二つしかないからいい」
と話が出ました。
県道を行くので 交差点があっても 一時停止はなく 優先道路です。
タシカニ・・
私の場合 あそこで何を買おう あそこならあるかもしれないから行ってみよう というのが行動の原点ですから 信号が少ないからどこそこへ向かう という発想に 大変ビックリしました。
もちろん 目的地に向かってあれこれ道選びをすることはありますが その逆はなかったからです。
こうして イメージのギャップが言葉に出てくれば 理解します。
コミュニケーションの大切さを感じます。
大多喜の道の駅で 干し柿を買いました。
里で作ったそのままを 大きさも不揃いのままパックに詰め、4個入り270円でした。
噛むと 中がやわらかく外側はしっとりと 自然の甘さが心地よいものでした。
ご近所から情報を仕入れてきた 庵主が言いました。
「干し柿は 途中でもんで中をやわらかく(要するに グチャグチャにする)するのが手間なんだそうだよ。」
「え〜!ただ干しておくだけじゃないんだ・・・・」
「ところで これを作った人 手を洗ってから作業してくれたかな??」
と 一瞬ドキリとする私です。
やだな〜
庵主はおどけて言いました
「指をなめながらやったと違うか・・」
どんぐり庵の床板 柳杉にキヌカのコンビが 素足に気持ちがいいといっても 暖房がいる頃になると 素足とばかりにもいかず 靴下 スリッパを履きます。
素足の時には履きよかった布ぞうりは 暫し休憩。足指靴下を履くのが面倒な私です。
その代わりに トレッキング用の厚手のソックスを履くとスイスイと快適です。
私は 家の中を走り回っているに近いのです。
庵主と私が素足で並ぶと 面白い事が発見できました。
素足の庵主は 足指でギュット床をつかんでいるのです。足指が縮んでいるような感じです。
いつも地面をつかむように足指を使っているようです。
ソウであれば 5本指ソックスは必需品としたほうがいいでしょう。私のように 履くのがメントクサイなどといわずに。。
私の足指は ノビノビとリラックスしています。
足指でタオルやティッシュをつかんで持ち上げる事も出来ます。
そういえば この頃の子ども達は お行儀が悪いといわれて 足指で物をつかんだりしないようです。
子どもの頃 姉妹で足指でつねりっこなんかしたことを思い出しました。
早朝 6時台に車で駅に向かいます。
冬至前10日 日の入りが一年で最も早い頃といわれますが 朝は思いのほか明るく
日の出時刻が一年で一番遅いのはいつ頃だったけ と。。
長い事太陽と共に日々を送っているわけですが 振り返ると調べてみなければ分からない。
日常のことというのは そんなものなのですね。
そういうわけで 国立天文台のサイトに行って確認。
東京では 1月15日ごろが 最も日の出時刻が遅くなっていました。
あと一ヶ月 日の出時刻は どんどん遅くなります。
日の入りは 初春1月を迎えればどんどん遅くなり 日没に追いかけられながらすすめる外作業も 少しずつその恩恵を受け ゆったりした気持ちで取り組めるようになります。
といっても もう少し先のことですが。
まずは お正月を越えなくちゃ〜。
年賀状は だいたい出来上がりました。
彼岸花がどこからともなくやってきたように どこからともなくやって来た日本水仙が
”早!”花をつけました。
陽当たりがいいとはいえないところにあるのですが 少しずつ株数が増えていて 休眠期に「植え替えをしましょう」と思っているうちに 芽を出し 活動を始めるので断念し を 繰返しています。
もう一つのグループは 洋花系の水仙で 5センチほどの芽が出揃ってきました。
レモングラスは霜に負けじとススキのような葉っぱで頑張っています。
関東地区で 地植えのまま冬を越している話を聞いたので この冬を地植えで越せるか越せないか 試してみます。そのために ケヤキの落ち葉を集め 根元を保護し 少々の対策をしました。
どんぐり庵は北に山を背負っているので 冷たい風をさえぎる事が出来ます。
建物も ほぼ 東西に長いので北風は充分避けることが出来ます。
頑張ってもらいます。
白侘助ともいえるような 筒咲の白いツバキが一輪開きました。
12月から4月に花をつけるという”新珠”と名付けられたものかな 一人思っています。
垣根がわりに植えられたツバキぐらいしか思い浮かばない私でしたが、どんぐり庵に昨年植えたツバキが それぞれ美しい花をつけ 大変喜ばしく思いました。
正確には とても弱っていた木は まだ 花色を見せてはくれません。
今年も 花芽も確認する事は出来ませんが ともかく今年生きている証として 緑の葉っぱを繁らせてくれましたから 追々楽しませてくれることを 期待しています。
ツバキといえば 安達瞳子さんのお父さん(安達潮花さんでした)だったなと思い起こし、調べていくと なになに瞳子さんも2年前に亡くなっていました。
椿御殿の花々は 資生堂が創立100周年記念事業で買取 横浜のこどもの国で 椿の名所として 愛好家の間で知られるところとなっているといいます。
椿って 一輪の花と向き合う木のような気がします。
どんぐり庵の裏山は デストロイヤー猪グループにより 掘り返され
私が畑起しにやっきになっているのを知ってか知らずか よくもまぁ〜 こんなほっくり返したものだと あきれたり感心したりするほどの状況です。
筍の地下茎のわずかな芽を食べているという説や、モグラの”もぐちゃん”や ミミズの"めめずちゃん”を食しているという説があります。
そんなこんなで 裏山を歩きながら 「筍を食べてるとしたら もうちょっとガマンしなくちゃね。太らせてから食べるというモンでしょ。」とつぶやき すごいパワーに目を見張っています。
どんぐり庵には 防犯を意図して北側に照明が取り付けてあります。
イノちゃん達が暴れるまで
「その必要もなかったな」「防犯カメラの設置まで検討したっけな」
と呑気にしていましたが あまりの悪さに夜間防犯灯をともし、どんぐり庵突入を防御しています。
竹林ライティング です。
東の隣人は 山を照らす明かりに
「随分 お月様(満月を言っています)の夜が続くと思ったら 電気の明かりだった。」
笑います。
さて 里山にクリスマスイルミネーションは い〜らないね。
と 言っている私が 少々の矛盾を感じますが
いすみ鉄道ニュース。
【竹林ライトアップ】
”ミステリーイルミネーショントレイン”が運行され いすみ鉄道 電車に乗らなければ見ることが出来ない場所を選んで 竹林をライトアップ また 今流行の表現を使えば サプライズ演出を加味して 乗客を楽しませようという 大晦日までのクリスマス企画です。
わたしって・・・ホタルの企画のときも 行かずじまいだったんです。
大根の苗を売っているのを見たことがない。
大根の移植って 無しだな。こりゃ〜うまくいかんぞ!
と思いながら プランターに箱撒きした大根を 畑に移し変えました。
細い根っこをなるべく伸ばして 植えましたが ハテ どうなることやら。
残りは もう少し育てて ”摘み菜”のお味噌汁にでもいたしましょう。
だいたい 12月の声を聞いて 大根がどうこうのって 季節外れでもあるみたいです。
春には 何らかの結論が出るでしょう。
生け花のあしらいにと思って麦を撒きました。
これは 元気よく緑の葉っぱを伸ばしていて 虫が付くわけでもなさそうなので あとは 自力で大人になってくれるのを待ちます。
そして キヌサヤは8割以上の発芽率。
すくすく 育って 1株60〜70円の苗を買うより ず〜とお得でした。
いや まだまだ 収穫してからの話でした。
100円で買ってきた ガーデンシクラメンにも花芽が上がってきています。
農薬の代替として 玄米黒酢が検討され 新潟・秋田県の米農家が手がけ徐々に実績を挙げ 広がりを見せ 水田散布に助成金を出す自治体も出てきました。
もともと 03年農水省が食酢を特定農薬にしていてた事をはじめて知りました。
ソレより 早10年ほど前から 新潟大学と石山味噌醤油という味噌やさんにより 玄米黒酢農法を開発し検証していたと聞きました。
食酢の不足を 玄米黒酢でパワーアップしたようです。
この情報を見て 真っ先に頭に浮かんだ事は
「竹酢があるじゃないの。道の駅に売っている。。
穀物由来の代替農薬じゃぁ またまた 代替エネルギーの二の前になるじゃないの。」
とか何とか思いながら 竹酢を調べていくと
発ガン物質といわれる『3,4-ベンゾピレン[ベンゾ(a)ピレン]』
これが検出される場合がある という事が分かりました。
なるほど なるほど よく理解できました。
より安全な物を求めたら 食べて安全なものに行き着き それは玄米黒酢だったわけでした。
代替エネルギーとは 全く次元の違う話で 大いに反省。
誰に向かうでも無し
”ごめんなさい”とつぶやきました。
片道45分のポタリング。
どんぐり庵から 大多喜の駅まで 45分のポタリングです。
バイク(自転車)専用道路どころか途中で歩道さえなくなってしまう 県道大多喜・一宮線ですが 秋の日差しがそそぐ中、若干の起伏ある道を走りました。
どんぐり庵の土地を購入以来 マウンテンバイクを引っ張り出す時間の余裕がなくて、昨年タイヤ交換はしておいたものの、ライディングは実現せずじまいでした。
おそるおそる走り始めましたが、ものの5分もすれば感覚は取り戻す事が出来 快適!
”トレック” ら〜ぶ♪です。(ちなみに トレックというのは 私が乗っているバイクのメーカー名です。)
大多喜の町は徒歩でふらついき、あまりにも観光用に整備されているので ナンか大事な落し物をしているんじゃないかと思うことしきり。
観光バスで お土産や産によって・・わずかな街並みを眺めて さ〜次行こう。。
なんか もったいなくないかな。
などと 人様の事を ウオッチしているのでした。