床板に使った柳杉のその後
素足で床板の感触を確かめました。
「おや しっとりしている。」
庵主の確認すると
「あーキヌカを上塗りした」
といいます。
施工当時 節はないとは言え ただただ白くて
「いったい この床板はどういうことで これを選択したのだ。」
と半ばあきれ 唖然としたものでした。
調べてみれば 秋田杉にルーツをもつものの 中国産の材で 米ヒバさえ嫌がっていた関係者達が ここに行き着いたのは 我が家の予算がソレでしかなかったからだ と 自ら納得せざるを得ませんでした。
外見上をどう料理するか
追い詰められるとエネルギーを発する我ペアは 建坪72坪(一部吹き抜け)にまずは柿渋の塗布にはじまり キヌカの仕上げをしたわけです。
キヌカは 半年後再塗布 とうたわれていましたから それも忠実に実行し 柿渋塗布から1年が経ちました。
柿渋色が随分濃さを増し 白い床から開放されています。
キヌカのおかげで 非常にしっとりした仕上がりになっています。
柳杉は キズは付きやすいですが とても柔らかく堅木のケンケンとしたつき返しはありません。
冷たい床という感じも ないように思えます。
ここが 許せるところでした。
今 白い床から開放されて 柳杉のいいところだけが強調されるようになりましたので、ヤレヤレと息をついています。
「おや しっとりしている。」
庵主の確認すると
「あーキヌカを上塗りした」
といいます。
施工当時 節はないとは言え ただただ白くて
「いったい この床板はどういうことで これを選択したのだ。」
と半ばあきれ 唖然としたものでした。
調べてみれば 秋田杉にルーツをもつものの 中国産の材で 米ヒバさえ嫌がっていた関係者達が ここに行き着いたのは 我が家の予算がソレでしかなかったからだ と 自ら納得せざるを得ませんでした。
外見上をどう料理するか
追い詰められるとエネルギーを発する我ペアは 建坪72坪(一部吹き抜け)にまずは柿渋の塗布にはじまり キヌカの仕上げをしたわけです。
キヌカは 半年後再塗布 とうたわれていましたから それも忠実に実行し 柿渋塗布から1年が経ちました。
柿渋色が随分濃さを増し 白い床から開放されています。
キヌカのおかげで 非常にしっとりした仕上がりになっています。
柳杉は キズは付きやすいですが とても柔らかく堅木のケンケンとしたつき返しはありません。
冷たい床という感じも ないように思えます。
ここが 許せるところでした。
今 白い床から開放されて 柳杉のいいところだけが強調されるようになりましたので、ヤレヤレと息をついています。
2008/11/14(Fri) 08:09:15 | 古民家再生日記
Re:床板に使った柳杉のその後
想像していた以上に赤みが着くことがわかりました。今度は漆の状態をお願いします。