物干し場

里山の風景の中で 縁側に布団が干してあったり どうどうと洗濯物が干してあったりするのは 許容されるところであり かつ 暖かい生活の香りが感じられるものです。

さて どんぐり庵は。。
南南西に向いて 物干し場があり 槙の木がわずかに目隠しになっています。
ここには 日々の洗濯物を干します。
夏でも3時。冬場であれば お昼には取り込まないと湿気っぽくなってきます。

冬場の庵内は 蓄熱暖房機を使っているので乾燥気味です。乾ききらない洗濯物を取り込んでも暖房機がフォローしてくれます。

さて 布団はどうしているかといえば
日当たりのいい 庵内。
吹き抜けの手すり キャットウォークの手すりにかけ 取り込み時間など気にすることなく お客様が見えるお約束がなければ 掛けっぱなしです。

これは 最初から想定していた事ではなく ”布団干し場にしよう”
と 別にもくろんだ場所もあるのですが、取り込む時間に制限のない庵内干しがすっかり定着してしまいました。

夏は夏で あちこち開けっ放しですから 風通しもよく太陽も当たると。。

大いに活躍しているキャットウォークの手すりです。

この手すりには 逸話があって 棟梁は一階からの見上げにこだわって キャットウォークの手すりを中々受け入れてくれませんでした。
あるとき 見学に見えた方が 
「手すりのないこんなところ 私にはとても歩けません!!」
とたまたま直訴してくださり 今の結果となり そのキャットウォークの手すりが大活躍しているのです。

どなた様か存じませんが この場で心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
2008/12/19(Fri) 08:18:29 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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