地鎮祭で一区切り

地鎮祭をやるかやらないか・・
そんな論議もあるでしょうが、考える余地を持ちませんでした。地鎮祭をやる事は、決まっていました。




私は 結婚式のことを思い出しました。
私たちの結婚式は 杉並区の式場を借りて行いました。私は結婚式で あ〜したい こ〜したいということを持ち合わせていなかったので、親戚への報告会みたいなものでした。
結婚式も 地鎮祭も 世間の慣わしとして やるもんだ!これがスタートです。

そう言いつつ、どちらも経験してみると、慣習というのはうまい具合に区切りをつけてくれるものだと感じ入ります。



神主さんは 岩熊さんや小野さんに 怪我や事故のないよう充分配慮するように、また施主と協力し 無事完成の日を迎えるようにと 祭礼の最中とは違ったはっきりした言葉で申し渡されました。 

私たちは心の中では全く同じ事をつぶやき、祈っているわけです。
それを 神職にある方のことばとして改めて噛み締めるというのは、大変貴重な事だと思いました。

自治体が地鎮祭を執り行うのは憲法違反か否か という訴えがあったそうで それについて 最高裁は、
「地鎮祭は単なる慣習で特定の宗教に誇示されるものではない」と決定しました。

地鎮祭が 憲法違反かどうか気にかかる人もいるのでしょうが
ともかく 何かをきっかけにして気持ちを引き締めたり、ゆるめたり そういうことはとても大事だと思っています。
先人が慣習として長い間の経験から、こんな区切りが必要だ と判断し つくった流れに従いたいと思っています。
2006/05/31(Wed) 08:10:39 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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