葬送

伯母を自宅介護している従姉妹が 
「葬儀には 間にあわなかったゎ・・。生きているうちに 来なければいけなかったのにね。」
と  遠路やってきてくれました。
14日の土曜日のことで 大風が吹いていて 羽田の滑走路は不安定な天候の影響を受け 着陸までの40分を 茨城県上空で旋回していたと聞きました。

私は 母の葬儀は近親者だけで済ませる
そういう思いでスタートし 思い浮かぶ人もいたのですが 連絡を差し控えていました。

先輩から
”葬式は残った人のものだよ。連絡を受けたときは 共に哀しんでもらいたい そういうことなんだから なにかしなくてはいけない”
そう 教えられ そう 生きてきました。

残った人のものだから・・・
これは 鬼籍に入られる方の ご両親でありお子様達であろうと考えてきました。
その方たちの為の 葬儀なんだ と。
しかし もしかしたら そんな狭義のことではなかったかもしれません。

従姉妹は
「叔母さん こんな姿になってしまったわね。でも こうして逢えたから 明日からはもう泣くこともないと思うわ。」
霊前で こうつぶやいたのでした。

そして 夫には言われているの
「生あるものが全てだと。」ね。

伯母を置いて出かけるには イロイロな手配が必要であり 従姉妹の家族の荷も増えたことと思います。
遠路のお弔いありがとうございました。


2009/11/16(Mon) 07:59:15 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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