基礎コンクリート 流し込み

基礎工事 立ち上がり部分のコンクリートの流し込みが終了しました。

今週中には 型枠をはずし、まるで 絹ごし豆腐のように滑らかなコンクリートの肌を見る事が出来ます。


DSC04142-02.jpg
基礎は300mmと聞いていましたが、高さを確認すると450mmありました。
私たちは 想像でこう話しています。

地の人 shirouさんが、「北山からの絞り水をうまく処理しないと、どうしても湿気が上がる」とアドバイスがありました。
vivakenはその話を、岩熊さんと相談し 防湿対策の提案をしましたが、予算が折り合えず 当初の計画通りにやることにしました。

結果 岩熊さんは 基礎を150mm高くしました。

「な〜るほど」 こううなりながら、この一年を振り返ってみました。

私たちは 守門=地元の工務店 という出会いがあり、 そこに岩熊さんという建築士が居ました。
このことが大変な幸運でしたが、同時に 地元の工務店と家作りをするのがベストだなと思いました。
もちろん地元でありさえすればいい そういう意味ではありません。
地元というのも 大きな要素だと あらためて 実感しています。

このコンクリートを流す作業をした業者さんは
「お〜ここの侵入路のコンクリーを流したのは オレだよ」
こういっていたそうです。
睦沢地区 とっても狭いです。
2006/07/18(Tue) 08:18:04 | 古民家再生日記

Re:基礎コンクリート 流し込み

山梨の・・・の部分は、言い過ぎです。今回の件は、工務店と建築士の関係によるのではないですか。工事を請け負ったのは工務店ですから、追加費用をかぶるのは工務店です。さらに、工務店は各種業者と契約をします。今回の件では、基礎屋さんに、かぶってもらったのでしょう。工務店と下請け業者との力関係や今後のつきあいなどいろいろな事がありますから、基礎屋さんに頼める程度の費用だったと言うことでしょう。建築士は、施主と工務店との間で調整する役目ですから、勝手に施主からの要望で追加工事を請け負うことは難しいでしょう。建築士が工務店専属のような場合には、内部で調整できることもあります。
建築士は施主の代理人の様な立場ですが、業者側の代理人でもあるのです。上手に調整するには、電卓は必須です。人生哲学を持ち出すより経済の力関係がものをいったと思います。
誰かを非難するより、工事をしてくれた基礎屋さんに感謝しましょう。
ケヤキの古木(2006/07/20(Thu) 19:06:05)

Re:基礎コンクリート 流し込み

「北山からの絞り水対策は@割栗石の暗渠で縁切りをして、その上にU字溝を施す。A床下に吸湿材を入れる。」を検討しましたが、@は採用Aは予算の関係でNG。こんな話を岩熊さんとしました。
岩熊さんの素晴らしいところは、こんな会話の後、黙って300mmの立ち上げ基礎を何も言わずに、黙って450mmにしちゃうところです。
通常は300mmを450mmにしたことを恩着せがましく言いたくなるところを何事もなかったように実行するところです。
出来るようで、なかなか出来ないことです。
山梨の某建築士だったら、即、電卓片手に「いくらいくらアップです。」と当然のように言ってきます。
同じ建築士でも、全く対応が違います。
自分の立場で生きているか、お客の立場で生きているか、その辺の人生哲学の差を感じざるを得ないと思わされる出来事でした。
vivaken(2006/07/18(Tue) 21:15:15)
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里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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