古材磨き
建方の準備に入ると 梁として使われてきた「ぶな」材の磨きが始まりました。束子で洗われ、オイルステンで仕上げをしています。
油性塗料なのでそれなりの匂いがありますが、数日でそれも消える事と思います。
何より嬉しいのは、「かび」臭が飛んだことです。
そして 化粧を施されると、以前にも増しての存在感を示します。
ケヤキの柱も建てられるべく 所定位置に運ばれ始めましたし、これからが 最も醍醐味のある工程。と思います。
山から切り出した杉材の柱の話を棟梁としました。
柱を建てるときには、その木が立っていたときの東西南北を考慮するかどうか という事を聞いてみました。
棟梁の答えは 「柱のいい面(美しい面)を どこに向けるか これに一番気を使います。」
私は これぞ 大衆の中における”匠”とばかりに ヒザを打ちました。
柳宗悦の語る ”民藝”に通じるものを感じたからです。
油性塗料なのでそれなりの匂いがありますが、数日でそれも消える事と思います。
何より嬉しいのは、「かび」臭が飛んだことです。
そして 化粧を施されると、以前にも増しての存在感を示します。
ケヤキの柱も建てられるべく 所定位置に運ばれ始めましたし、これからが 最も醍醐味のある工程。と思います。
山から切り出した杉材の柱の話を棟梁としました。
柱を建てるときには、その木が立っていたときの東西南北を考慮するかどうか という事を聞いてみました。
棟梁の答えは 「柱のいい面(美しい面)を どこに向けるか これに一番気を使います。」
私は これぞ 大衆の中における”匠”とばかりに ヒザを打ちました。
柳宗悦の語る ”民藝”に通じるものを感じたからです。
2006/08/08(Tue) 07:48:22 | 古民家再生日記