移築再生

移築再生において 大変な苦労と 経験がものをいう場面です。

つい最近まで 立っていた建物を再生する苦労を目の当たりにしました。
4本の柱に対して 梁を載せました。梁は 3本あり 一本目も苦労しました。
これは 2本目です。



DSC04372-02.jpg梁のほぞと、柱が 4寸合わないと言葉が飛びます。
手前が岩熊さん。奥が 広瀬さん。
広瀬さんは言いました。「柱を建てたときに、こうなる事は分かっていたから、大丈夫だ。」
「3本目もほら あんなにくるってるから。」

私は ウゥゥゥゥ。。。。としか 言葉が出ません。


DSC04375-02.jpgユニック車を利用して 柱を引き寄せます。力任せに作業すれば 柱が折れる可能性があります。慎重に引き寄せますが、構造材がみしみしと音を立てています。


DSC04377-02.jpg柱をほぞに滑り込ませ、2階の天井部分に当たる位置で、かけやで叩き込んでいきます。
半端な作業ではありません。
かけやで叩き込みをしているのは、手前 山崎さん。奥 岩熊さん。
そして 下で次の段取りをしている 広瀬さん。


柱と梁の結合が終わり ユニックで引き寄せていたロープを解くと 構造材全体が改めてバランスをとるように柱が振るえ、落ち着きました。

2006/08/20(Sun) 06:43:38 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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