軒先4尺
屋根を”切妻”に変更し 6寸勾配にすると 少し物足りないものを感じました。
軒を伸ばさなければ バランスが悪い。ここにたどり着きました。
”けた”を表に出す ”出しげた”の作りになっているので なるべく ”けた”を守ってやりたいという気持ちも働きました。
また vivakenの自論は「軒は 4尺を旨とする。」でした。
このよりどころは 例えば 夏。
入道雲がもくもくとわきあがり、あっという間に 雷が鳴り、夕立が降る。
そんな時 縁側の戸を閉めることなく、乾ききった土は雨でたたかれ、一瞬のほこり臭さがただよう。
その瞬間を味わうためには 4尺の軒でなければならない。
ここからの発想です。
この 民家が現存していたのを一度だけ見ていますが、ともかく 暗かった。
日中でも照明が必要でした。
レストランとして活躍していたので、建物全体の雰囲気は昼夜変わらず保つ事が出来たと思いますが、日常生活に持ち込めるものではないと印象を持っていました。
明るさだけの追求ならいろいろ方法がありましょうが、私たちの家として 地域全体のバランスをも含んだ 選択をしたつもりです。
軒を伸ばさなければ バランスが悪い。ここにたどり着きました。
”けた”を表に出す ”出しげた”の作りになっているので なるべく ”けた”を守ってやりたいという気持ちも働きました。
また vivakenの自論は「軒は 4尺を旨とする。」でした。
このよりどころは 例えば 夏。
入道雲がもくもくとわきあがり、あっという間に 雷が鳴り、夕立が降る。
そんな時 縁側の戸を閉めることなく、乾ききった土は雨でたたかれ、一瞬のほこり臭さがただよう。
その瞬間を味わうためには 4尺の軒でなければならない。
ここからの発想です。
この 民家が現存していたのを一度だけ見ていますが、ともかく 暗かった。
日中でも照明が必要でした。
レストランとして活躍していたので、建物全体の雰囲気は昼夜変わらず保つ事が出来たと思いますが、日常生活に持ち込めるものではないと印象を持っていました。
明るさだけの追求ならいろいろ方法がありましょうが、私たちの家として 地域全体のバランスをも含んだ 選択をしたつもりです。
2006/08/30(Wed) 08:02:32 | 古民家再生日記
Re:軒先4尺
小宅の帯戸については、今のところ使用する方向で考えていて、取り替えるにしても四季を通じて使ってみてから判断することになりますので、期待しないで下さいね。・・・・・・・・・
了解いたしました。出過ぎました事を申しました。お詫びいたします。
早速 ご紹介いただいた写真集を見てきました。おっしゃるとおり とても明るいお住いとお見受けしました。
さて 我が家の場合は どんな建具と巡りあえるか・・・
ご意見参考にさせていただきます。(感謝)