古民家でつなぐひと時

「孫が散髪している間 ちょっと 見せてくださいね。」
と お孫さんを床屋さんにあずけ ブラり地の人が見えました。

先月もそういいながら訪ねてくれました。
DSC05110-02.jpg

玄関の天井が貼られたのを見て
「これはもう化粧仕上げはしないのか?」と聞かれました。
「はい 古民家ですから また ウチの場合は 古材をつかった高級和風住宅とは縁遠く 古民家再生ですから。」
という私の答えに 
穏やかに「古民家だものね」と答えられるような方です。

ご自分の家の話になると、「地元の山の木を使えば 買ったほうが安いってこともあるけれど、あるから使ったさ。」とさばさばと語る方です。

その方の目に留まったのが、200Vの配線です。
「200Vを入れるんだ。」とつぶやくので、蓄熱暖房機の説明をしましたが、「ふ〜ん」とばかり イメージが湧ききらない様子です。

オール電化にするとか ペアガラスの説明とか言えばキリがないのですが、なんか 自慢げに語っていると思われてもいやなので、
「サッシに障子なんだけれど 障子張りが大変だと思うんですよ」というところで 終わりにしておきました。

今回見えて、ケヤキの梁や柱を 「もう 簡単には手に入るものじゃないからね。」とこの間見えたときと同じ会話になりました。
粋狂やってると自負する私の心を 安らがせてもらえるひと時でした。


2006/12/06(Wed) 08:25:46 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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