古民家であるが故

腰板三尺 その上に見切り板がついて、その上が漆喰です。
漆喰の下地板張りが進みます。この上に防湿紙・ラス網となります。

DSC05394-02.jpg
こうしてみると 変哲のない民家です。

「古民家ゆえ少々の事は受け入れます。架橋をなるべく変更しないでください。」
この発想が いろいろ論議をかもし出しますが 古民家ゆえに 施主が材の切った貼ったを受け入れられず イレギュラーなことが起きます。

実は我が家の2階の窓です。
こうしてみると 何の疑問の湧きませんが、秘密があります。

屋根の下に梁が外に露出しています。この位置には桁がまわっていて、2階の床面から 桁の下面まで 170センチ弱です。
桁には手を入れないでくださいが 私たちの希望ですからそこに窓枠を作りサッシをはめ込むと、ガラス窓の上面は床から160センチの高さです。

どのようなことが起きるかと言うと、目線の中に桁が入ります。
通常窓は 身長プラス20センチの高さ辺りまで開口があって、外の景色を見ています。
そのくらいの余裕があって 大きな景色を見ているわけですが この建物の場合 チョット背をかがめることになります。

私は身長160センチ弱です。
考えると 身長180センチの人は日常が全てこんな具合なんだという事です。

岩熊さんは 窓の高さを心配して 建築をスタートする前何回かの確認がありました。
私たちは ダイジョーブ ダイジョーブで断行しました。
結果としてなるほどこういうことになるのかと 受け入れています。
2007/02/02(Fri) 08:16:43 | 古民家再生日記

Re:古民家であるが故

考えていない訳ではないのですが。。。
古民家大好き人間 集まれ〜って程のものでもありませんし!?
tiara(2007/02/05(Mon) 08:19:21)

Re:古民家であるが故

うらやましいです!完成したら、お披露目会でもやっていただけませんか!?

LCN代表 びおとーぷ
guest(2007/02/02(Fri) 20:55:36)
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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