比較回路

「本物を見て置けよ。」
よくいわれます。また 本物を見てしまうと、妥協点がとても高くなってきます。

呉服・陶芸・絵画すべてにおいて この 本物で目を肥やすというのは、とても重要で、見極める目はそうして育てるしかないと聞きます。

さて 私達にとって 本物の家とは一体何かを考えました。
民家移築を決意した以上、この家の構造を継ぐことがまず私達にとって一番大切で、その上で どのような生活空間をつくるかを考えました。
日当たりがよく、風通しがよい。そして 清潔であること。これでした。

実現可能な範囲で、無垢の木を使いたい。
国産 できれば 地元の千葉の杉で家を建てたい。
これは もしかしたら「こころのふるさと」が呼び覚ます思いかもしれませんが、普通のサラリーマンが成し遂げるには、あれも欲しい これも欲しいをけずって・けずって それでも まだ 妥協したりない かもしれない現実が目の前にあります。

 
2005/10/14(Fri) 19:56:35 | 古民家再生日記

Re:比較回路

今考えますには、あえて今と強調しますが・・
定年後 10ウン万時間里山暮らし には 3つの柱を思い浮かべます。
一つは 野辺の暮らしであり、一つはインターネット及びある手段による情報にもとずく活動行動であり、一つはサラリーマン時代に犠牲にしてきた人と人の交流です。

この3本を共に満足させる一つの家をつくるには あるところは共有できるけれど あるところは あえて重複させなければならないという現状があります。

要するに どれも大切に思えるのです。
tiara(2005/10/15(Sat) 06:50:59)

Re:比較回路

提案です。
「妥協したりない」とありますが、家造りの希望を予算に合わせることを、「妥協」ではなく、「希望の純化」と捉えられてはいかがでしょうか?
消費願望をくすぐる刺激に満ち溢れているこの国で、「あれも欲しい」「これも欲しい」と心に浮かぶ物事は、もしかしたら「欲しいと思わされているもの」であり、「本当に必要なもの」ではないのかもしれません。
「何を諦めるか?」ではなく、「本当に必要なものは何なのか?」を考えることから始めると、頭の痛い問題も楽しく解決できるのではないかと思います。
guest(2005/10/15(Sat) 00:50:07)
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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