次の構想

スギの耳付き板の皮を剥ぐ作業を とりあえず終えた私たちの次の仕事は。

家の南面 2階にベランダを造ります。
そのベランダには 大工さん泣かせの 堅いカタギと呼ばれている材の サスを流用することになっています。

諏訪湖湖畔に現存していたとき、藁葺きではなく トタンが張られていましたが サスは旧来の姿を見せていました。
しかし 裏では釘がたくさん使われていて それが そのままになっています。

棟梁からの指示書は その釘を抜き取るようにというものです。

例によって私たちは面白がってそれに取り掛かるのですが、二人で作業を進めるときには、よくコンセンサスをとりながらやらないと、トラブルになりかねません。

「畑を夫婦でやろうとすると けんかになっちゃうのよ・・」
こう言っていた方がいますが、まさしくその通りで、
夫婦・家族というのは 手順を明確にしたり 完成のイメージを話し合ったりせずに 結果を求めて突入するという悪いパターンにはまる事が多くあります。

耳付き板のスギ皮はがしを 何とか終えられたのは 
「重いものを動かすときは 声をかけろよ。」
vivakenはそういって 遠くから見ていたので 私も諦める所はあきらめて引き渡せたのであって、
「そんなにムキになってやるな」が連発されていたら アマノジャクな私は、まだ磨いていたかもしれません。
2007/08/01(Wed) 07:44:17 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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