ぼやき です

民家移築がどうなるやら 進展はありません。

いろいろ考えているうちに、希望より挫折感が膨らんできたりします。

私は NGO日本自然保護協会(NACS-J)の会員で、わずかながら年会費を払っています。会報が送られてきてもそう熱心に読むわけでもなく、自然保護を声高く語ることもありませんが、しかし 山をぶらぶらと歩き、誰かが行動を起こさなければ消え入ってしまうであろう 先祖から受け継いだ自然にも触れてきました。

NPO日本民家再生リサイクル協会に対しても 日本民家をなんとか理解してもらおうという協会の意気込みを感じますし、大変意義あるお仕事をなさっていると思います。
しかし わたしはここの会員ではありません。

協会を通して再生民家を手がけると 協会に建築主が活動資金を出すことになっています。
ここでは登録事業者の紹介もなされていますが、協会は契約には関与せず 建築主と登録事業者との直接契約となります。
公開された情報ですし、契約にまで関与していては収拾がつかないということでしょうけれども、協会の活動資金の原資を求めるのであれば、協会経由で物件をみつけた建築主よりも それで利益を上げる事業者にそれを課すべきではないかと思うのです。
(登録事業者が協会に ボランティアで活動する以外、登録事業者会費というものがあるかどうか、私は知りません。)

ちなみに 2004年4月から2005年3月までの 協会を通しての民家引き取り事例は8件と記載されています。

こう考えると、協会は貧しく費用捻出に苦労していることはよくわかります。

しかし 会員でもこの協会に掲載された民家を引き取ると45万円の支払いが生じます。
もし 私が民家オーナーだったら、次なる所有者に 家を建てるという人生一度か二度しかない場面に、民家が好きだからという理由で その負担をさせるようなところへ話を持っていかないことだけは、明言できます。
2005/11/23(Wed) 17:36:41 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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