ツツジの挿し木

「この先に堰があるから行ってみるといい」
と教えてくれた方の前庭には 新潟から取り寄せたという 10本前後のシャクナゲが植えられていました。

シャクナゲの話をしているうち 敷地の中に入るように案内されました。
少し遠くに目をやると ご自分で整えたという 斜面を利用したツツジ山が目に入りました。

形よく されど完全に整えられたのとはまた違った味わいの、新緑の柿の木が印象的でした。そして みごとに配置された山ツツジでした。

共に歩く庵主は ツツジの季節になると 毎年 根津神社を訪れていたものでした。
人の手で見事に完成させられたツツジの競演を見てきたのですが、
つぶやいた言葉は
「ツツジの美しさは 自然の中にある姿を整える程度でこそ本領発揮だな。」でした。

裏山には 自生の藪ツバキが数本あります。
たくさんの花はつけませんが とりあえずの彩です。
そこで私たちは 庵主の手で 手入れが少しづつ進んでいる裏山に ボツボツ ヤマツツジを植えようじゃないかと話がまとまりました。

それも 挿し木でもして増やそうかという時間のかかる話です。
そろそろ ツツジの挿し木の時期を迎えるので、心の準備は整いました。

ツツジ山の賑わいを見られるのは 千の風にのった頃かもしれませんが。。
2008/05/12(Mon) 07:56:15 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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