■　■田園ノート；ほぼ日刊vivakenドン■　■

どこか　不公平感が付きまといます

市川市は　対称の店舗で　PayPayで支払いをすると　10％分のボーナスポイントを付けるというキャンペーンを　先月8月1日から本年12月31日まで実施します
期間中のポイント付与　上限2万円です


例によって　使える店舗が限られていたり　ヤフー系のPayPayとヤフークレジットカードのみが対象となるなど、恐らく　ヤフーがスポンサーになっていると思われます

地方自治体がこぞって　地域振興券など出したことがありましたが
使いにくいもので　はなから購入を見合わせました

恐らく　スポンサーとしてヤフーが名乗りを上げたから
市川市は　二つ返事でキャンペーンを実施することになったと思いますが
行政のスタンスとして

それって・・・不公平じゃないの・・
PayPayユーザーだけが恩恵を受けるキャンペーンに
行政が肩入れするって　いいのかしら？と疑問です

ヤフーはこの企画でPayPayユーザーを増やしたい
と　理解しますが

市川市に○〇Payにより　キャッシュレス精算を浸透させたいという思惑があるなら
全ての○○Payを含まなければならないはずです

スポンサーは顧客獲得のためにスポンサーになるわけで
キャンペーンをやるやらないは　スポンサーの判断ですが
市川市は　市川市の地域振興という考えをもとにしなければ　ならないはずです

今回の市川市の判断は　市民に対する公平感という点で大いに疑問です

ついでに言えば　マイナンバーカード登録時のマイナポイント

これもややこしくて　結局カード登録申請が当初の思惑の10％程度とか聞きます

いわせてもらえば
マイナンバーカードと銀行口座をつなげることが　一つの目的でしょうから

カード作りましょう→口座登録しましょう→お試しにその口座に国から5千円振り込みます
これが　今回のキャンペーンです

これなら　マイナンバーカード登録は大きく動いたと思います。
要するに　今回のマイナンバーカード登録で受けられる恩恵が　非常に偏ったキャンペーンなのです
結局　国民に不公平感及び　対処の仕方がわからないなど　誰もが簡単に手続きできるようなキャンペーンになっていないことが
思惑の10％しか申請がない大きな理由と考えています。