道すじ:第一話

vivakenの家作りに道筋が立ちました。

当初計画した 建て方(屋根の野地下)までを 石川工務所という案は実現できませんでした。

建て方を中心に前後半を別の工務店がやるという方法では、私たちの予算が追いつかなかったわけです。無垢の木と漆喰でつくる家を如何に私たちの手が届くものにするかと考えたとき、設計・管理・施工を一括で請けてくれるところとの出会いがなければ かなわないものでした。

なんとか 道筋が立ちました。

事がこのように急に動き出したのは、今回の工務店が 睦沢の着工を最悪今年の9〜10月という条件での見積もりを出してきたからでした。
物価・金利の上昇傾向から ”来年後半を照準に置いた見積もりは出来ない。”これはよく理解できました。

私たちは石川社長、網野さんの 昨年末から本年年初の回答から、建物の総見直し、予算の総見直しを考えらざるを得ない状況に置かれていました。
それがために、石川さんとの当初の約束今年の9〜10月着工を1年延ばしたいと思い、石川社長にその事を打診し、よい回答を貰っていた状況でした。

そんななか 親身になって話を聞いてくれる友達はずばり言いました。
「睦沢に家を建てる事が主たる目的ではないでしょう。計画と予算の配分で苦労は多い事はよく分かるけれど、睦沢に暮らすことが目的なのだから、半年早かろうが一年早かろうが、いやなるべく早く着手すべきだよ。」

こうして 予算の面から早く着工しなければならなくなった事と、友達のアドバイスが背中を押してくれたという格好で、事態は急速に展開し始めました。

その中で、私たちが最も懸念した事は、石川工務所で預かってもらっている古材の引き上げに、了解が付くかどうかでした。
口約束とはいえ この家を建てるに当たっては、提示した予算内で完成できるという条件満たしてもらえるなら 建て方までは石川さんにお願いすることになっていたからです。
         ・・つづく・・・・
2006/04/25(Tue) 08:02:18 | 古民家再生日記
Tittle: Name:

Profile

image
tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

New Entries

Comment

Categories

Archives(4294)

Link

Search

Free