解体時の資料

今回の移築再生は 結局建っていたときの姿を知っている人は、一人もかかわらない事になる中で、棟梁をリーダーに寸法確認 きざみ の作業に入っています。

い・ろ・は・・・
1・2・3・・・
と番付をした図面と それに基づいた材を引き渡しました。

建築士に依頼した基本設計に含まれる 今回の大きなポイントとなる作業でした。

当時 この再生は石川工務所を頼りに実行する予定でした。伊藤参与は「自分がやるつもりだった。」という 現場写真とコメントを引き渡してくれました。

この費用は、材の価格に含まれているといえばそれまでですが、明確に約束したものでもなんでもなく、いわば 石川工務所から 無料でサービスを受けた格好になっています。


今 棟梁初め 岩熊・小野両氏が組み立てや 構造に疑問が出て あれこれ論議したり資料を見たりするとき、何が一番役立っているかといえば、伊藤参与が渡してくれた 「家を再生するのは自分がやる」そのつもりで作った資料だと聞きました。
2006/06/29(Thu) 08:23:14 | 古民家再生日記

Re:解体時の資料

お〜 お久しぶりでございます。
ケヤキの古木さんのところも、いよいよスタートなさったようですね。

お互い、空梅雨気味の天候に、感謝・感謝ですね。

私どものような 移築再生の場合、悪いところはさっさと切り取って新しくつなぎ変えていくという考えになりますが、現地再生となれば、形を保ったまま如何に補強をしていくかという事になりましょうから 移築とはまた違ったご心配多き事と思います。


茅葺の棲家が 無事完成されるよう 心よりお祈り申し上げます。



tiara(2006/06/29(Thu) 21:33:39)

Re:解体時の資料

いよいよ工事が始まったようですね。

御苦労なさった分、喜びもひとしおでしょう。

この所、古民家再生もブームになり始めたのか、いろいろな業者が実力や信念もなく、リフォームの一つのように取り組み始めています。大切な梁や柱、貫などを切ってしまって、合板で面材として補強するような、心配になるような再生もあると聞きます。
良心的な業者が施工してこそ、きちんとしたものが出来ると思っています。

石川工務所さんの職人としての真摯な態度に、こういう業者を大切にしていかなければいけないとつくづく思う次第です。

ところで、我が小宅も壁を落し、柱と屋根だけの姿となりました。北側の土台が腐っていたので取り除き、水平にするようジャッキアップされ、つっかえ棒で支えている状況です。
地震が来たら崩れそうです。突風が吹いたら吹き飛ばされそうです。土台がつながるまでは心配な日々が続きます。


天災の来ないことを祈りつつ...。
ケヤキの古木(2006/06/29(Thu) 20:02:55)
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里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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