杉材

裏山から切り出され 一年半葉枯らしをした杉が 製材され運び込まれています。
年輪を見つめていると、木によって 目が細かいものと粗いものがあります。


DSC04202-02.jpg

たいして条件の違わないところで育ってきたので、年輪の様子は同じ様に刻まれているだろうと思っていましたが、そうではありませんでした。

もともとの木の性質 いわば DNAのほうが大きく関与するようです。


東金の千葉県木材市場協同組合 ”モクイチ”では 一本の木を工夫してカットすれば、板もとれれば柱も取れる。但し その木の太さにかかわりますが。
捨てるところは ほんのわずか です。
というレクチャーがありました。

我が家の場合は 柱をとるのがやっと という程度の太さの木でした。
見ていると 木の芯の赤味の部分を中心に製材されています。
時として 年輪の芯をはずして製材してあるものがあります。きっと なんか ダメージのある材だったのでしょう。

こうして 裏山から切り出された木々が姿を変えて帰って来ると
「木の節は ないほうがいい。」そんな事は吹き飛んでしまい、たいへん いとおしく感じるものです。
2006/08/01(Tue) 07:53:21 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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