8月4日 大安

在来工法で家を建てるなら・・・
できる事なら 暦の吉日を見ながら、よき日に区切りをつけながら建築を進めたいものだと思いますが、残念ながら充分な対応が出来ないままに、進んでいきます。

DSC04215-02.jpg建方開始に当たりましても、まさしくそういうことで ずぼらな施主は配慮も何もないままことは進み、8月4日 大安の日に 一本の柱が立てられました。

「こうこうしかじか・・今日は柱を建てました。」
4日の夜 連絡を貰い 「せめて お神酒の用意ぐらいはしよう」と週末に向け あたふたする私たちでした。

台風が 一個 二個 三個と発生しています。
日本列島を被う高気圧の勢力が強く 天気予報では北西または北北西に進路をとると予想され、まずは ヤレヤレでしょうか。

私は 棟梁にききました。
”建築中に 雨にあうということは 当然あると思いますが、古材がぬれる事で、支障が起きる場合があるのですか?”

棟梁は答えました。きっぱりと。
”材はぬれても乾きます。それによって 支障が起きることはありません。何の心配も要りません。”
そして 笑いながら言うのでした。
”鉄は錆びますから、ぬらすとやっかいですがね。”

この言葉の中に、無垢の木で家を作る 大工さんの誇らしさを感じました。

2006/08/07(Mon) 07:17:30 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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