ストレステストの仕組み

【原発再稼働の前提となるストレステストのしくみ】
1次評価
想定を超える地震4や津波に対し、設備やシステムがどこまで耐えられるかをコンピューター計算などで確かめる。
2次評価
事故発生後の対応なども含め、すべての原発を対象に総合的な安全を評価する。


事もあろうに 原発再稼働の条件は1次評価だけで
2次評価は 再稼働の条件になっていません。
1週間前の情報では 電力会社は 2次評価の提出をしていません。

いったい このストレステストの仕組みを誰が考えたのでしょう。
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 2次評価は炉心溶融に至るまでの過程を明らかにし、脆弱な点を改善する作業だ。
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要するに 1次評価はパスしているけれど それでも問題が起きた時はどうするか。
ここが最重要ポイントだと思っています。

危機管理の一番難しいところは、その危機が何時やってくるかわからないところにあります。
毎日毎日同じことをやっていれば 普通にやればその道のプロに成り得ますが、突然襲ってきた事にどう対応するかに万全を期さなければなりません。
今回の福島では 原子力災害対応にたいする官邸中枢の制度認識すらなかった訳ですが、
ともかく信頼できる原子力災害対策マニュアルがなければならないのです。


原発再稼働は 1次評価と住民合意
そんな訳には いきません。


2012/04/04(Wed) 08:00:24 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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