玄関着手

玄関の造りが先週から始まっています。
vivakenのたっての希望があって、玄関は蔵戸を改造した玄関戸を使います。
こういってしまえばこれだけのものですが、実はそんなに簡単ではなかったのです。

DSC04843-02.jpg

蔵というのはその殆どが 幅1200ミリぐらいの一枚の引き戸です。
厚板の蔵戸をガラガラと開けると、もう一枚 金網を格子部分に張った格子戸があって、それをガラガラと開ける。
こんな感じです。

そのために 両開きの玄関戸として 蔵戸を付けようとすると、まず揃いの蔵戸というのが見つかりません。
かといって 寸法が同じなら作りが違ってもいいじゃないの というわけにはいきません。
玄関ですから。

調べてみると 蔵戸に匹敵する造りの玄関戸を 新規でつくることは可能でした。
私たちのことですから もちろん 「安く!」という基準をクリアーしていました。ただし遠い。

結論は 希望している木のスペックでいけば、木の性質上 微調整が必ず必要になる。
戸の微調整を気軽に頼めるようにしておかなければならない。
こう考えました。

そんなこんなで アドバルーンを揚げていたある日、欅の枠組みの 幅1700ミリ強の蔵戸3枚と出会うことになりました。
購入は2枚でもいい と言ってもらったので、玄関戸に加工し使うこととしました。

これで 一息ついたと思ったのもつかの間、これでは 終わりません。
窓はサッシでペアガラス そして 障子。勝手口はアルミサッシと木戸。と 外気温を遮断する工夫を重ねていますが、この 玄関はそういう点で少々心配があります。

「オ〜イ 玄関は半間離して二重戸にするぞ。」

ヘ〜〜〜イ






2006/10/27(Fri) 08:11:23 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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