小屋組みの美しさ

私が 小屋組みの美しさに気付いたのは、解体前の現地採寸に携わってもらった、網野さんとの会話や 作品からの影響が大きいと思っています。

去年の今頃は この民家を移築再生するに当たり 石川さんとも網野さんとも予算を目の前にした論議は平行線をたどりました。
今 振り返れば私たちの選択には 私たちの残りの人生をかけていましたし(もちろん 今もそれに変わりはありませんが)、あの時お二人が提案した事は、お二人の立場から これしかないという判断に基づいた結論だったに違いありません。

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昔の養蚕部屋は 生活空間ではなかったからか 梁の高さが160センチぐらいのところがあります。私はチビですから 心配なく通り抜けますが 男性はまずもって首をすくめるか 腰を折らなければなりません。
梁の直径が 1尺以上としても 2メートルかそれぐらいのところに簡単に登る事が出来、この小屋組みの美しさ この視点からの鑑賞は 可能な事です。

うまいこと ロフトを作って眺め暮らすことができれば最高ですが、気が向いたときに 梁によじ登って ボンヤリするなどというのも ナカナカいいものだろうと思っています。
2006/11/28(Tue) 07:50:03 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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