古材と裏山の柱

浄化槽配管工事のため、作業小屋が解体され玄関の造りが通りからも見えるようになりました。

DSC05430-02.jpg
沓石にのっている柱は、裏山の杉を使った柱です。風雨により 年輪が浮き出て、時代を感じさせる柱になることと思います。

屋根の破風は 折井棟梁作。

屋根を支える小屋梁は サスを利用しています。これも 棟梁のアイデアです。

いろいろ見ていると、民家は一つの集落の中で同じ様なデザインの事が殆どです。その結果その集落の統一された美しさが生まれています。
また その村に棟梁を務められる人が複数居たわけでもないでしょうから、自然の条件とマッチした一つのパターンが出来上がったものと思います。

私たちのように、民家を素晴らしいと感じての移築再生は、時代背景が違うし 生活の背景が違うので 元の形にどんどんアレンジが加えられます。
これがまた素晴らしいことだと思っています。
2007/02/05(Mon) 08:08:31 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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