古色調合

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古色を調合しながら 塗装が進みます。
見ていて私は思いました。

微妙に感性にどう訴えるかが 完成の満足度に直結します。
施主は往々にして ゼロを基点とすると プラス・マイナスに大きく振れるか、さもなければゼロ点で止まる。そういう傾向が強いと感じます。
それは 当然の事でして 生涯に一棟しか立てない自分の家に思い入れが強く出るのは、当たり前だし それぐらいのものを持っていなければ 生涯その家を大事にし 共に生きていく事は出来にくいだろうと思います。

いろいろな人の意見を聞きながら、自分の方向性を極めていくのも ある程度年齢がいくと、ごく簡単に自分自身を調整できますが、これが 20年前だったらもっと葛藤があったはずです。

沢村さんは 時々遠くから見ながら、腰板の仕上げをしています。
漆喰の壁に付け柱がくるので そのバランスも見ながら色目を調整しているようです。
また 板を貼ったばかりのところは手をかけず いったん時間を置いてから塗装に入っています。

彼は ある時期を東京で仕事をし 数年前に房総に来ました。
仕事振りを 周囲からだんだん認められ
「今 とても充実している。切れることなく仕事にも恵まれてます」
こんな話を聞くと、
「がんばれや〜」ととても嬉しくなってしまいます。
2007/04/24(Tue) 08:05:49 | 古民家再生日記

Re:古色調合

ズート外壁は無塗装と決めていましたが、岩熊さんから是非塗装をさせてもらいたいという申し入れがありました。岩熊さんは過去の経験からこの家の下見板は絶対に塗装をした方が映えると踏んだのでしょう。そんな心意気も伝わってきましたのでOKサインを出しました。沢村さんも満を持しての作業のようでした。
ところで、塗料の配合等は沢村さんが努力を重ねて構築したノウハウですので、聞くことも失礼なことと思いますのでお聞きする考えはありません。ご了承御願いします。
vivaken(2007/04/24(Tue) 21:28:45)

Re:古色調合

ケヤキの古木です。
外部塗装をすることにしたんですね。無塗装の家にも興味は有ったのですが、塗装した方が、貫禄は出ますよね。
以前にも質問したのですが、塗料の配合など教えてもらえますか?参考にしたいと思います。
ケヤキの古木(2007/04/24(Tue) 19:56:55)
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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