棟梁の瞬間の読み
これが出来なきゃ 棟梁は務まらない。
それをキッチリ認識したのが 棟梁の手元にある柱の判断です。
この柱は 外壁を大壁とする建物の中で 唯一真壁の扱いとなる部分です。
この柱だけは 腰板や漆喰の中に隠れず 表に現れます。
構造材が山梨から到着し 番手と図面で 材の照合をしていたころの事です。
昨年の7月だったと思います。
棟梁は
「ここんところの柱は(写真で棟梁の手元の所の柱)表に出ますからね。」
と 私たちにいいました。
私は 真壁という従来からの手法があるし、出来れば真壁でやりたいと思っていたのだから、「はい わかりました。」
と 答えながら 内心 「え〜ぇ〜!! この段階でその判定がつくんだ。すげぇことじゃ。」と思いました。
そして ここだけはこうなるのだと 楽しみにしていました。
ハイ ご覧の通りです。
図面を読み取る練習には 書かれた物と現場を見比べる訓練が 最も上達の早道だと思っています。
今回もそういうわけで、諏訪に現存していたときの調査図面を今一度見てみました。
【1階調査平面図】
南面 いー4 221X228 旧通柱 これが確認できました。
”い”の通りは 14x X 14x の数本の柱で構成されていました。
壁面はこれを基調として構成された結果 いー4柱は 表に顔を出す結果となったと 考えています。
2007/04/27(Fri) 08:26:17 | 古民家再生日記
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