規格品との融合

私は 機械屋として世の中に係るものとして 考えることがあります。

シェアが小さく ニッチといわれるレベルにおいては 大手の機械メーカーが手を出しても損益分岐点に合致しないため、ある意味で、独断場になります。

そうなると、そのニッチを狙うメーカーは、消耗品にあたるものを オリジナル製品にする
ということを経験します。

要するに 如何に価格調査しようとも そのメーカーだけが作っているもので比較しようがないのです。
再販制度にも引っかかっているわけではなく、コピーをつくろうとも 特許などないのだけれど市場が小さいので、それほどの価値がなく 結局 そのメーカーが大きな利益をあげているというパターンです。

しかし 使う側からみれば 合理化ができれば 
ランニングコストで比較しメリットがあれば、
こんなものがこんな値段なのかと思いながらも、使い続けます。

睦沢の家には、窓やベランダ扉は アルミサッシを使います。
民家の移築だろうと、要は 新築ですから 規格品のサッシに合わせた寸法で設計して、それに基づいて建築がすすんでいくのが 当たり前と考えていたのですが、民家がもっている なぞなぞ の部分が必ずしも そううまくはいかない。
こう聞きました。

アルミサッシという工場から大量生産されるものをうまく導入できなくて、5mmだ10mmだで特注を作っているのでは、予算の範囲を超えるのは当たり前。

民家と言う空間に住いを持ちたいと願った私達は、なぞなぞの 大きな力に張り倒されそうなわけです。
2005/10/28(Fri) 08:11:20 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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