木造建築

私たちにとって 大切な大工さんとは職人さんとは どんな人たちだろうか。

民家移築を考えるに当たり、大工さん→宮大工=いい大工さん
こんな式を知らず知らずのうちに作り上げていました。

「宮大工棟梁・西岡 常一  口伝の重み」
などを読み 工務店のWebサイトに 神社仏閣を手がけたという一枚の写真でも載っていようものなら、なぜか安心感を持ち 親近感すら抱いてしまう。

どうも 違う。どうも違う。

もう一度 原点に返り考えると 
”素晴らしい民家を見つけた。”
これは 本当にラッキーなことだった。これを移築し 古材を使った新築をしようと考えている。
それは 芸術作品でも、自己顕示欲を満たすものでもなく、無垢の木と漆喰でできた年寄りが暮らす家である。・・・若くはなれない・・

意匠
房総の民家もとてもすばらしい。
私たちが出会ったのは たまたま新潟の民家で、房総の民家では持ち得ない 柱や梁のバランスを感じている。
それを生かしてみたいと思っている。

木造住宅を心から楽しんでくれる 大工さんや職人さん達がいることを願っています。
私たちはこの建物を移築再生するに当たり、多くの困難があることと思いますが、なんとか完成にこぎつけたいと思っています。
そしてかかわってくれた職人さんたちが、ぶらっとやってきて、お茶でも飲んでいってくれる。北山で実った柿を干し柿にして、渋茶をすすりあう。
そんな風になれたらと、思っています。


2006/01/10(Tue) 08:09:33 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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