欠かせない話

どんぐり庵物語の中で 欠かせない一つの話をせねばすまない日 父の命日を迎えます。
2005年7月29日 父は帰らぬ人となりました。

どんぐり庵は徐々に私たちの中に定着し 何時かは 昔からこの家にこうして住んでいたと思うようになるでしょう。
ただ 父の命日を迎えるたびに ここに運ばれた 柱や差鴨居の歴史を改めて思い起こす事となります。

ご存知の方はご存知ですので 読み飛ばしてください。

父が亡くなった翌日は どんぐり庵の前身であった建物の解体に着手するため 材の最終確認のために 現地にて庵主の立会い確認のある日でありました。

30日当日東京を出発したのでは約束の時間に間に合いそうもないことから 29日夜8:00を回った頃 現地に向かう庵主を見送りました。

急変したのはその後 30〜40分経った頃で、庵主を呼び戻そうと一度は思ったものの、
「いやいや 彼にとっても最後の大きな買い物だ。こうなってしまった以上 生きているものの都合が優先だ。」とやけに冷静な部分が私の中にあり、そのままにして時を待ちました。

11:00を過ぎて 「ホテル入りした」と電話を貰い 声を聞くとそれまでの強がりもガタガタと崩れ つまるところ 「父はこうこうこれこれで・・」

電話の向こうで 言葉のない一瞬が過ぎ
「僕は明日夜明けと共にホテルを出るから、ともかく帰ります。」

そんなことなら 事が起きてすぐ連絡をすればよかったとか ともかくなんやかや私のクレーマーぶりを発揮した次第でした。

どんぐり庵は 買主の確認もなく 着々と解体され今こうしてここにあります。
2008/07/29(Tue) 08:18:36 | 古民家再生日記

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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