■　■田園ノート；ほぼ日刊vivakenドン■　■

笑顔を作り出すことで緊張をほぐす
こんな時は笑顔になればいいのだ

そんな発想から
大事な会議、大事な試合で笑顔を出す場面は
目に見えて増えています

目的を達成し　最後に笑えるよう頑張れ
緊張感のある席で　笑顔とは何ぞや
という空気の中で育ちましたから
時として　笑顔に違和感を感じます

しかし　時の流れで　それにもずいぶん慣れてきました

楽しんで試合をすすめたい
という言葉を聞くと　
違う表現が欲しいと思います
恐らく　英語のエンジョイを楽しむと訳し
そのまま言葉になるんでしょうが
自分が持っている　今の力を出し切れるよう
心身ともにバランスを取り　勝利を得る
ここにエンジョイという言葉が当てはまると　感じています

楽しむことは　笑顔が出ることだという方式とはまた違うように
思っています

卓球全日本選手権　長いラリーのあと笑顔を出した選手がいました
私は　その笑顔に心なしか不安を覚え　最終的にはその選手は負けました
敗戦後インタビュアーがそのことを聞く機会があり
答えは　「とても楽しいラリーだったから　思わず笑顔になった」という答えでした

笑顔になったとかならないとか　試合に勝つという本質から
外れた話で　失礼しました。