■　■田園ノート；ほぼ日刊vivakenドン■　■

第53回全日本大学駅伝対校選手権は
箱根駅伝の注目度に比べると
どうしても　盛り上がりに欠けます

中継アナウンサーは一区の順位争いから
まるで　最終ランナーの攻防のような盛り上げ方をしていましたが
ナニナニ　やっぱり後半7．8区で　凄みを見せた　駒澤大学の優勝でした

解説に　大迫 傑さんが参加していました
東京オリンピック6位をもって競技から引退しましたが
ギャラリーとして　彼に対し
何かもっとすごいものを持っているような
なにか　ありそうな
そんな気持ちがぬぐえないままの
競技からの引退です

その大迫さんは
7区を走った田澤選手が　17,6Kmを50'36
他の解説者が　素晴らしい記録が出たと賞賛する中

大迫さんは
田澤選手は　ココで今どういう成績が出せたかとか
そういう事ではなく
日本の陸上を背負っていくであろう選手ですから
これからを見ることです

一瞬解説の雰囲気が静まりました

大学生競技のなかでの
冷静な一つの視点を見ることができました

ついつい　どこが勝つか　そればっかりに目がいってしまいます。