■　■田園ノート；川の流れのように■　■

ＷＢＣは侍ジャパンが優勝して日本中を歓喜の渦に巻き込みました
主役は大谷　大谷で始まり大谷で終わりました

ただ主役だけでは優勝はできません
戦いが終わり余韻の中でＴＶが取り上げるＷＢＣの裏側を見ると

栗山監督の選手を信頼してチームを纏める手腕
キャンプ初日から参加して若手の投手陣の手助けをしたダルビッシュ
栗山監督の右腕として力を発揮した白井ヘッドコーチ
ブルペンキャッチャーとして影でさえた鶴岡
選手ではないけれどヌートバーに最初に声をかけ勧誘した通訳の水原一平

これら大谷を含め６人は全て日本ハムに籍を置いていました
要するに栗山監督を中心に日本ハムイズムを浸透させたことが大きかったようです

選手を信頼して
選手の自主性を高め
自由な空間を造り
選手が本来の力を発揮できるようにしました

今でも大多数を占める上位からの指示でチームを動かすスタイルとは真逆の方法で大成功しました

この成功例は野球界のみならず今後の日本スポーツ界に大きな影響を与えることは確実です
更には教育界にもいい影響を与えます
企業の教育にも変化を与えるでしょう

そういう意味では今回のＷＢＣの優勝は日本国にとって従来の価値を転換するとても意味がある優勝になりました