2021 | 01
川の流れのように | |||||||
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2010年2月26日(金曜日) | |||||||
08:10 | 山砂 | vivaken | |||||
ご近所のお友達が自分の家にある畑だけでは足りず、近くで畑を借りました。 “もみがら物語”を1t入れてイモ類、サトウキビ、落花生を作り1年が経過しました。 「どうですか?収穫は?」 「ここは山砂を入れてあるので落花生以外はダメでした。イモ類はやたら大きく成長して味がないし今年は返還することにしました。イモ類は米と一緒で粘土質の土の方が味がいいね。」 借りた畑を返還した後 今度は自分の山を切り開いて畑を作っていました。 この人はマメで元駐車場だった場所の砂利を取り除き、耕して畑にしてしまいました。 お米も全て手作業で完全無農薬の自家用のお米を作っています。 薩摩地鶏を数十羽飼っています。 玉子をよく頂きます。 vivakenより3歳年上ですが、元サラリーマンだったとは思えない働きぶりです。 それにしてもどんぐり庵の畑が重粘土で困っていた時に何人かに「山砂を入れたらいいよ。」と言われましたが結局は”もみがら物語”を選択しました。 今思えばお金をかけて山砂を入れて、まずい作物しか出来ない畑になったら「泣きっ面に蜂」でした。 「オー 危ねー!」 | |||||||
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2010年2月25日(木曜日) | |||||||
08:41 | 途上国ニーズ | vivaken | |||||
昨年 日本からの輸出NO1の相手国は中国になりました。 ずーと長い間NO1はアメリカでした。 NO1の需要先が先進国から途上国に変ったということです。 「アメリカに輸出していたものを中国に輸出すればいいじゃない。」といってもそうはいきません。 何せニーズが違います。 日本の得意分野は“高品質、高付加価値品”ですが途上国のニーズは“中品質、低付加価値品”です。 中国では日本車が200万円から300万円します。 中国車は90万円から180万円で買えます。 中国人の車ニーズは“安くて大きい車”です。こんなニーズは日本にはありません。 コピー機でもカラー、ディジタル、録画、高速機能は不要。 遅くてもいい、ざら紙がつまらなければいいというものです。 インドで最も売れ筋の洗濯機は2槽式洗濯機です。 輸出先が変われば自ずとニーズが変わります。 途上国のニーズに合わせるとなると現地生産が有利になります。 そうなれば日本国内の産業は空洞化がさらに進みます。 雇用状況がさらに悪化します。 国内消費が伸びません。 デフレから脱却できず、デフレスパイラルに落ち込みます。 難しい局面にぶつかっています。 日本経済を立て直す一つの方法として発展途上国のニーズに合わせた産業構造の大転換が必要なのですが。 | |||||||
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2010年2月24日(水曜日) | |||||||
07:23 | 懐古 | vivaken | |||||
睦沢の石窯焼きのパン屋さんがどんぐり庵を見に来ました。 土間に入るなり「わーすごい!へー!」と喜んでいました。 パン屋さんは新潟県に近い会津の出身のため、雪深い新潟の古民家のどんぐり庵は懐かしいようでした。 「子供の頃は出桁、出梁の端に雪の弾をぶつける競争をしながら遊んだものです。」 2階の梁組などを懐かしそうに眺めて感心していました。 「今の家はペラペラで張りものばかりでねー。やはりこういう家が落ち着きますね。」 「今度 奥さんとご一緒にどうぞ。」 「うちの女房を連れてきたらキャーキャー言うでしょうね。」 裏山を案内したら 「竹炭を焼かないのですか?」 「その気はありません。あそこの場所が昔 炭を焼いた窯跡です。」 「私は紀州まで行って備長炭を焼く勉強をしました。本当は炭を焼きたかったのですがパン焼きからなかなか抜け出せません。」 こんな具合の会話をしながらどんぐり庵を楽しんでいました。 ![]() | |||||||
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2010年2月23日(火曜日) | |||||||
07:59 | 貢献 | vivaken | |||||
2009年11月18日のブログで「川中島の戦いとバテレン」を 書きました。 2010年2月8日アフガニスタンに完成した用水路25.5kmの式典が行われました。 NGO「ペシャワール会」の代表 中村哲氏は2008年8月 仲間の伊藤和也さんが拉致、殺害された後に一人残り、未完成の5.5kmを完成させました。 中村哲氏は式典の挨拶で「国際社会は武力でアフガニスタンに平和をもたらそうとしているが、これは解決策ではない。豊かな水がこの国に平和をもたらすという模範にとなることを望む」と述べました。 シェルザイ知事は「中村氏の活動に報いるように州政府としても今後、努力していきたい。」と謝辞を述べました。 小柄な中村氏が大きなシェルザイ知事に抱き上げられている写真が新聞に掲載されていました。 本当の国際貢献は多くの人が知らないところでも長年現地にいて地元の人に心底 喜ばれることをなしとげることでしょう。 | |||||||
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2010年2月22日(月曜日) | |||||||
08:04 | 薪燃料 | vivaken | |||||
睦沢に薪を燃料にして石窯で焼くパン屋さんを教えてもらいました。 tiaraは元旦のお雑煮以外 朝食はパンを食べます。 睦沢には気に入ったパン屋がなく週末は南行徳から持参するか、隣町の茂原や大多喜までパンを買いに行きます。 睦沢の石窯焼きのパン屋さんは2km位のところにあり便利です。 ただ、この手のパン屋さんは田舎ではなかなか商売が難しいようです。 折角 石窯で焼くので焼く側としては外側がカリッと硬くて中がフンワリ柔らかいパンを焼きたくなるのですが、田舎では外側も柔らかいパンの方に人気があるためです。 先日パンを買いに行った時 「燃料の薪はスギで良ければ自由に持って行っていいから一度使えるか確認においでよ。」といったところどんぐり庵のスギを見に来ました。 どんぐり庵のスギは伐採してから5年程経過しています。 これを1mから2mの長さに切って積んであります。 地面に接している部分が少し腐っていますが使用できるという結論でした。 使ってもらえればこちらも助かるし、パン屋さんも燃料として使えるので一石二鳥です。 これで美味しいパンが焼ければ「三方よし」です。 こういうパン屋さんは田舎では貴重なので出来る範囲で応援したくなります。 | |||||||
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2010年2月19日(金曜日) | |||||||
08:09 | 弱電界地域 | vivaken | |||||
昨日 地デジの電波が届かないことに関して 「総務省 テレビ受信者支援センター」から確認の電話がありました。 こちらからは下記の状況説明をしました。 ・99.5%のカバー率という報道に基づきテレビを購入したが ここは電波が届かずテレビが視聴できないと言われた。 ・新しい局を設置する計画もない。 ・現時点ではテレビを購入したものの視聴できない状況である。 ・何らかの対応をお願いしたい。 先方もどんぐり庵に限らずこの周辺が弱電界地域であることは把握していました。 最悪2011年7月24日のアナログ放送が終了するまでに 現場の状況に応じた対策を取り視聴できるようにするとの約束を取り付けることが出来ました。 「紳士的 恫喝的 説得法」を用いることなく「庶民的 常識的 陳情法」にて解決することが出来ました。 総務省でらちが明かなかったら瑞穂ちゃんの消費者庁に相談しようと考えていましたがその必要もありませんでした。 来週2月24日にテレビが納入されますが暫くはBS放送のみということになります。 因みにBSアンテナの設置場所は春分秋分の14:00に日が当る場所であれば 設置場所が高い低いは無関係でむしろ風で方向が変わった時の修正のことを考えれば いつでも手が届く低い位置の方が便利でいいそうです。 | |||||||
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2010年2月18日(木曜日) | |||||||
08:09 | 99.5%の意味 | vivaken | |||||
地デジのカバー率が99.5%になる」という耳よりなニュースを聞きました。 エコポイントも12月末まで延期されますが、3月までの条件より不利になるという話でした。 そこで急きょテレビを購入することを決定して茂原の電器屋さんに行きました。 かなり割引してくれたので一軒目の店で即決しました。 二日後電波の状況を確認しに来ました。 すると 「ここはテレビが映りませんね。」 「近々 岬町に局が出来ると聞いていますが・・・」 「此処までは届かないでしょう。」 「岬町以外にこの近辺に局が出来る予定はありますか?」 「聞いたことがありませんね。」 「ということは 此処は地デジが受信できないのですか?」 「今のところ そういうことになります。」 「えっ!2台 買ったのに・・・99.5%のカバー率って何だい?ここは周囲に40m,50m山はあるけれど平らな田園地帯で県道沿いだよ。携帯電話は問題なく受診できるのに?」 そういうことで納得がいかず「総務省 地デジコールセンター」に電話を入れ状況を説明を求めました。 窓口では分らず技術の人にバトンタッチするも、ここでも回答できず来週「受信者支援センター」から改めて電話をもらうことになりました。 果たしてどうなる事か・・・・99.5%のカバー率・・・。 一般的に99.5%のカバー率と聞けば 今は電波状態が悪い睦沢町でも解消されると思います。 ムーミン谷に住んでいる訳ではないのに・・・。 今朝のどんぐり庵の裏山の写真です。 ![]() | |||||||
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2010年2月17日(水曜日) | |||||||
08:36 | 自由席 | vivaken | |||||
毎朝どんぐり庵の前の道を集団登校する小学生。 その中で並木君は小学3年生で体が最も小さい子です。 その割に何故かいつも人より多くの荷物を肩からぶら下げています。 そんなこともあり隊列から遅れ気味です。 それでも時々走って仲間に追い付いています。 仲間も時々止まって待ってくれます。 ところが秋ごろから隊列よりかなり遅れる場面が目立つようになりました。 仲間も“いつものこと”という感じで立ち止まることもありません。 「そのうち走って追いつくだろう」という感じです。 走って追い付いてはまた離されるというパターンです。 他の子の大体自分の位置が決まって「指定席」があります。 並木君一人だけあっちへふらふら、こっちへふらふらで「自由席」です。 「自由席」であっても不思議なことに先頭を行くリーダー女の子2人を抜くことは決してありません。 その辺は自己規制しているようです。 | |||||||
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2010年2月16日(火曜日) | |||||||
08:14 | 霞が関文学 | vivaken | |||||
鳩山首相と長妻厚労相は幼稚園と保育園の「一元化」を打ち上げています。 ところが閣議決定文書に書かれている文言は幼稚園と保育園の「一体化」になっています。 「一元化」と「一体化」は一般的には大して変わらないと受け止めますが、これは霞が関の法的解釈では大変な違いになります。 「一元化」は幼稚園と保育園を一つにすることで、「一体化」は幼稚園と保育園一緒に運営したり連携させることになります。 これを霞が関の立場で見ると「一元化」は厚労省と文科省の垣根を取っ払って、再編することを意味します。 これに対して「一体化」は厚労省と文科省再編はなく、それぞれがそれぞれの権限を行使して運営することが出来ます。 「霞が関」の都合からすれば「一体化」を望む訳です。 閣僚はこの霞が関が得意とする「霞が関文学」すなわち漢字一文字で全く仕組みが変わり骨抜きになることに十分注意しながら改革を進める必要があります。 一言一句を愚かにせずキッチリとチェックしなくてはなりません。 閣議決定文書の中には役人の知恵を反映した「霞が関文学」があちらこちらに分らないようにちりばめられています。 | |||||||
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2010年2月15日(月曜日) | |||||||
08:01 | イノシシ | vivaken | |||||
イノシシで騒いでいるのは日本だけかと思ったら、世界で一番深刻なのはドイツだそうです。 なんでも400万頭ぐらい生息しているという話です。 昨年は48万頭を捕獲しましたが前年の3.2倍に増えたそうです。 48万頭といえば1年365日 毎日1300頭捕獲したことになります。 イノシシの繁殖力は強く一度に4,5頭産みます。 ところがドイツのイノシシは6〜8頭産むそうです。 被害は農作物はもちろん、ペット。果てはお墓で遺体を掘り起こすそうです。(ドイツは土葬なのでしょうか?) 大変なことです。 狼などの天敵が居なくなったことも起因しているそうです。 房総でもイノシシが増えて被害が増加しています。 君津市では昨年1000頭を捕獲したそうです。 従来は土に埋めて処分していましたが、10月から2月の間はイノシシに脂が乗って美味しいので燻製にしてお土産(君津の山鯨)にする計画が進んでいます。 イノシシの原産はアフリカでそれが日本まできましたが、房総には元々はイノシシが居なかったようです。 どうも房総では食用としてイノブタを放したのが先祖がえりしてイノシシになったという説です。 どんぐり庵の裏山でもイノちゃんがタケノコを堀り起こした形跡があります。 どんぐり庵のタケノコは食べ放題ですからどうぞ食べて下さい。 イノシシとは関係ありませんが下の写真は誕生日のプレゼントにもらった棟方志功の版画(900×710)です。 ![]() | |||||||
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