2021 | 01
川の流れのように | |||||||
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2011年11月30日(水曜日) | |||||||
07:23 | 影響力 | vivaken | |||||
今回 大阪市長に当選した橋下徹は選挙戦を「劇場型」で勝利しました。 「劇場型」は簡単な言葉で目標を定めそれに反対する勢力を叩くというものです。 よく元祖劇場型の選挙戦術は小泉純一郎の郵政民営化で反対する側を「抵抗勢力」と名付けて攻撃したことと言われています。 実際には長野県知事に当選した田中康夫が「脱ダム宣言」を御旗に反対勢力と戦ったことが最初のようです。 橋下徹の前は東国原英夫が「どげんかせんといかん」と言って宮崎県知事に当選しました。 こうして見ると「劇場型」の戦術で成功するのは誰がやっても成功する訳ではなく知名度があって演説が上手な人に向いているようです。 小泉純一郎は別にして田中康夫にしても東国原英夫にしても県知事としてはそれなりの成果を上げて立派でした。 しかし国政にはほとんど影響を与えることはありませんでした。 あくまでも地方の県知事として業績を上げたという事で終わっています。 それに対して橋下徹は大阪市長に当選した翌日には藤村官房長官、輿石幹事長、谷垣総裁、石原幹事長が「大坂都構想」に寄り添う見解を述べました。 それは田中康夫、東国原英夫両氏はあくまで個人の活躍であり 自らの党を擁立することはありませんでした。 それに対して橋下徹はすでに「大阪維新の会」を立ち上げ大阪府議会で過半数。大阪市議会、堺市議会で第一党になっています。 そして「大坂都構想」に国政が前向きでなければ国政に打って出ると宣言しました。 ここまで言われれば「大阪都構想」に無関心ではいられません。 そういう意味では橋下徹率いる大阪維新の会の影響力はすごいものがあります。 先走った希望的な話をすると「大坂都構想」に終わらず既成政党の同調者と手を組んで 「日本維新の会」を作り道州制につながる日本の行政区画の見直しに導くような展開に期待したいところです。 | |||||||
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2011年11月29日(火曜日) | |||||||
07:41 | 季節外れ | vivaken | |||||
橋下徹率いる大阪維新の会の圧勝で国政を司る政党が反応をし始めました。 今回 民主党は平松陣営を推しました。 その民主党は大阪地区で17人当選しています。 今の勢いであれば次の選挙でも無党派層が動けば民主党は壊滅的な打撃を受けるでしょう。 地方自治のあり方について一層議論が深まることでしょう。 さて どんぐり庵の庭には季節外れの花がポツンポツンと咲いています。 今咲いているのはツツジのベニキリシマ4本。 そのうち1本は次に咲く準備をしている蕾がかなりあります。 八重のキリシマもちょこちょこ咲いています。 レンギョウも小さな黄色い花を付けています。 その他にアジサイが元気に白い花を付けています。 少し前はソメイヨシノも咲いていました。 その少し前はフジザクラが咲いていました。 サルビアは6月からずーと咲き続けています 西西隣りのお家は今でもアサガオが紫色の花を沢山咲せています。 よく狂い咲きというような話を聞きますがこう見ると別に珍しいことでもないような気がします。 近所を散歩するとあちこちで皇帝ダリアが薄紫の花を沢山つけているのが目を引きます。 これは今がシーズン真っ最中です。 ![]() | |||||||
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2011年11月28日(月曜日) | |||||||
07:03 | テントウムシ | vivaken | |||||
どんぐり庵に来るまではテントウムシは可愛い虫だと思っていました。 多くの人もそう思っていることでしょう。 チェリッシュの♪テントウムシのサンバ♪の歌からしても可愛い虫というイメージです。 11月20日の日曜日の昼ごろ気温が上がり太陽が照るとそれに合わせるかのようにテントウムシの大群が現れました。 どんぐり庵の南側はテントウムシだらけです。 エイヤーで数えればどんぐり庵には何百という単位を超えて千匹単位で現れました。 ペアガラスのサッシ窓は閉めて鍵も掛けていますが、どこから入ってくるのか分かりませんが 家の窓の内側に何匹も何匹も張り付いてきます。 ティッシュで捕まえてごみ箱に捨てますが次から次へと家の中に入ってきます。 こうなると♪テントウムシのサンバ♪を悠長に歌っている場合ではありません。 家の中に入ってくるテントウムシとの戦いです。 何でもそうですが数が少ないうちは可愛いという感情が湧きますが、数が増えてくるとそういう気分にはなれません。 ヒッチコックの「鳥」などはその典型でしょう。 毎年冬になると太陽が当たるガラス面にテントウムシが沢山やって 来ますが今回は特別に数が多かったです。 でも翌日は例年の数に収束しました。 残りのテントウムシは何処に姿を消したのかな? | |||||||
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2011年11月25日(金曜日) | |||||||
07:15 | 風邪 | vivaken | |||||
どんぐり庵に引越して三度目の冬を迎えることになりました。 サラリマン時代は毎シーズン一度は風邪をひいて寝込んでいましたが、 どんぐり庵に来てからは幸いにして寝込むことはありませんでした。 先週あたりから風邪気味で愛用の葛根湯を一週間ぐらい飲みましたが喉と鼻がぐずついて長引いていました。 もう葛根湯では治らないなと思い睦沢診療所に行きました。 熱もなくインフルエンザの症状も無いのですが大事を取って行ってきました。 もらった薬は4種類を5日分。 ぺレックス配合顆粒、メイアクトMS錠、ブルフェン、ノイチーム錠。 毎食後各1つ飲むことになりました。 過去に風邪で医者から薬をもらってもせいぜい3種類でしたが4種類もらうのは初めてです。 先生曰く「葛根湯より相当効きますよ」 早速昼食後に飲みいつものように八ちゃんと昼寝をしました。 目が覚めると13:30でした。 八ちゃんはすでに自分の布団に戻っていました。 いつもは30分後の13:00に目が覚めますが、この日は1時間も眠りました。 そういえば薬局でペレックス配合顆粒は眠気を催すので車の運転は控えてくださいと言っていました。 幸いにしてどんぐり庵では急ぐ作業もないのでノンビリ休養できます。 この薬で風邪は治るものと期待しています。 写真はどんぐり庵の朝焼けです。 ![]() | |||||||
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2011年11月24日(木曜日) | |||||||
07:35 | 天才落語家 | vivaken | |||||
家元 立川談志が亡くなりました。 まだどんぐり庵にテレビがなかったおととしまで毎週夜8:00から NHKラジオで放送される「新話の泉」を聞くのが楽しみでした。 出演者は立川談志・毒蝮三太夫・嵐山光三郎・山藤章二・松尾貴史・司会渡邊あゆみで展開される クイズ番組は洒落ておとなの味がするとてもいい番組でした。 番組が途中で立川談志の体調不良により中止されたのが残念でした。 今のクイズ番組は出演者がただビースカギャースカ騒いで内輪で盛り上がっているだけ。 こちらには何にも伝わってこない粗末なモノばかりです 以前立川談志のドキュメンタリー番組を見て驚いたのですが、談志は落語を一度か二度聞くと覚えてしまうそうです。 当日の演目を何にするのか楽屋に入っても決めておらず楽屋から高座に向かう途中で決めるという 一般的には考えられないことを平気でやります。 数十年前に一度だけやったことのある演目をぶっつけ本番でみごとにこなしてしまうという離れ業もやってのけます。 こうなると名人ではなく天才です。 参議員で政務次官になり二日酔いで記者に暴言を吐いて議員を辞任しましたが本人は 「謝れば済むことだけど面倒くさいから辞めたのさ」と談志らしい執着しないあっさりとした辞め方でした。 一方で落語に対する執着心は強く「落語は人間の業の肯定である」と追求をしていました。 こんなことを書きながら思い出したのはvivakenがサラリーマンになって 何も怖いもの知らない若い頃だれかれ構わず好きな事を言っていた時期がありました。 ある時トイレで小用をたしている時に隣に支店長が入ってきて「川上君は元気がいいね。 東京支店の立川談志だな」と言われ少し恥ずかしかったことを思い出しました。 いずれにしても個性的な天才落語家が亡くなり大変残念な思いです。 合掌。 | |||||||
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2011年11月22日(火曜日) | |||||||
07:32 | 幸福 | vivaken | |||||
今朝の睦沢はうっすらと霜が降りました。 11月はG20,TPP,APEC,ASEANのアルファベットの文字が新聞、テレビで踊りました。 これらのアルファベットは全部経済がらみのものです。 どじょうオジサンも忙しく日本と海外を行き来しました。 先進国は経済、経済、経済問題であっぷ、あっぷ、あっぷです。 そういうことと無関係にブータンの国王夫妻が日本に6日間滞在しました。 ブータンは経済的に最貧国の一つです。 携帯電話もない国です。 そういう中で国民の97%が幸福と感じています。 ブータンはGDPではなくGDH(国民総幸福)を目指す国です。 テレビでブータン国王夫妻の言葉を聞き、しぐさを見ていると何とも心が落ち着くのを感じました。 そう感じながら一方で頭の片隅では さだましの「風に立つライオン」の歌詞の一部を思い出していました。 その歌詞は ・「やはり僕たちの国は残念だけれど何か大切な処で道を間違えたようですね。」 ・「診療所に集まる人々は病気だけれど少なくとも心は僕より健康なのですよ。」 「風に立つライオン」は若い医師が日本に恋人を残しアフリカの地 で診療に当たっている時に恋人から来た手紙に対する返事を書いたものです。 グローバルスタンダード、新自由主義、金、金、金。 こんなことでいいのかな。 | |||||||
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2011年11月21日(月曜日) | |||||||
07:33 | りんご | vivaken | |||||
今年になって何故かりんごを食べたくなることが時々ありました。 好みのりんごは噛むとパキンと割れる固めのりんごです。 先日一個ずつ袋に入って食味が落ちないように保存剤が入っているりんごを買いました。 冷蔵庫で冷やし期待して皮のままがぶりといきました。 パキンと来るのを楽しみにしていましたが結果はフカッでした。 「なーんだつまんないの」がっかりでした。 次は「新物」と表示があったものを買いました。 同じく冷やした後に皮ごとガブリといきましたがやはりフカッでした。 「くそーまたかよ」 もう近所のスーパーマーケットでりんごを買うのはやめじゃ。 10月31日にニュースで青森のサンふじの収穫が始まったと報じていました。 「これだ!」 早速インターネットでりんごの予約をすることにしました。 おふくろが弘前の出身でしたので弘前のりんご園を探して予約を入れました。 りんごは「サンふじの葉取らず」です。 葉を取って太陽光を当て早めに収穫するりんごもありますが、葉取らずりんごの収穫時期は少し遅くなりますが 葉を付けたままの方が栄養がよく回り美味しいと言われています。 到着したりんごは受け取った箱から甘い香りを発していました。 早速一個取り出して水道水で洗い皮のままガブリと「流し食い」です。 「流し食い」は水分の多い果物を食べるときに流しの前でガブリと 食べるスタイルです。 りんごは歯応え良し、味良し、蜜たっぷりで期待を裏切りませんでした。 残りは味覚を確保するために一個ずつビニール袋に入れて冷蔵庫に保管しました。 | |||||||
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2011年11月18日(金曜日) | |||||||
07:02 | ワイン | vivaken | |||||
ボージョレヌーボが解禁となりました。 とは言ってもどんぐり庵には無縁の話です。 我家のワインは山梨の小さなワイナリーから購入しています。 家族で作っているワインなので丁寧に美味しく作っています。 そのワイナリーとの縁はどんぐり庵となる前の諏訪湖畔にあったレストランを解体した工務店が山梨にありそのご近所だったことからです。 ワインといえばオシャレな感じがしますがどんぐり庵で購入するワインは決してオシャレなイメージではありません。 何故なら購入するワインは一升瓶だからです。 四合瓶程度の大きさだとオシャレ感覚も残りますが一升瓶となるとテーブルの上に置くには大き過ぎます。 一升瓶が似合うのは座敷で胡坐をかいた横にデンと置いた時でしょう。 それでもワインの産地の山梨では晩酌にワインを飲む人口が多くユーザーからの要望で一升瓶入りのワインが実現しました。 そういう訳でどんぐり庵でも晩酌用に一升瓶入りのワインを購入することとなりました。 最初晩酌はビールでした。その後スコッチウイスキーになり日本酒になりモルトウイスキーになり焼酎になり日本酒に戻り現在はワインとなりました。 ワインは赤と白を2:1の割合で購入しています。 赤と白のワインがれば大抵の料理と一緒に飲むことができます。 暫くは一升瓶ワインの晩酌が続きそうです。 | |||||||
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2011年11月17日(木曜日) | |||||||
07:41 | 加工貿易 | vivaken | |||||
子供のころから学校で「日本は資源が乏しい国なので外国から原材料を購入し、それを加工して 付加価値を付けて海外に売って利益を上げる加工貿易の国です。」と教えられてきました。 確かに自動車、家電を中心とする工業製品はその教えそのままです。 今回ドジョウおじさんがハワイのAPEC首脳会議に先立ちオバマ大統領に TPP交渉参加の意向を伝え事実上TPP参加に進むことになりました。 参加するからには参加する前より日本の国益を増やさなければなりません。 別の言い方をすればTPPの参加を機会にこの協定をプラス思考で本気になって上手に活用するという事です。 昔から日本は手先が器用で加工が上手です。 感性も豊かできめ細かい仕事をします。 味覚も繊細なものを持っています。 農業関係者も「安い農産物が入って来たら日本の農業が壊滅する」と鉢巻巻いて反対を叫ぶのではなく こういう日本人の特性を生かした加工食品を開発して「市場を環太平洋に広げて拡大するのだ」と積極的に前向きに挑戦してもらいたいものす。 要するに海外の安い農産物を安い原材料として輸入してこの原材料を上手に加工して付加価値を付けて 又海外に輸出するという加工貿易の発想を持てばいいのではないでしょうか。 原材料が安ければ加工食品の商売は楽です。 円高も追い風になって応援してくれます。 安い輸入農産物から国際競争力のある加工食品を作って輸出する。 国内のブランド食品は外国の富裕層向けに輸出拡大する。 こんな発想が必要な時代に突入したような気がします。 | |||||||
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2011年11月16日(水曜日) | |||||||
07:16 | 退屈 | vivaken | |||||
天気の良い土曜日どんぐり庵から4kmの隣町に葛飾北斎の富嶽三十六景 「神奈川沖浪裏」が影響を受けたと言われる欄間がある行元寺に散歩がてら行きました。 欄間は“波の伊八”が彫ったものです。 1人500円を支払って本堂に入りました。 中には葛飾北斎、安藤広重の浮世絵も40点ほど飾られていました。 暫くして案内人が出て来て本堂の説明をしてくれました。 朝10:00からの最初の客はvivakenとtiaraのお二人様でした。 早足で4kmを歩いてきたので少し汗をかき下着のシャツも少し濡れた状態でした。 本堂の中はヒンヤリしていました。 説明は10分程度で終わるものと思っていましたがどっこいそうはいきませんでした。 だんだん体が冷えて来て「早く終わってくれ」と念じるばかりでした。 結局おもしろくもなんともない説明は小一時間掛かりました。 説明を聞いているうちに中学校の社会科の爺さん教師のつまらない授業を思い出しました。 およそ人に楽しく教えようというような気構えはまったくなく ただ決まったことを決まったパターン繰り返すだけの退屈な時間帯でした。 終わった頃には体中が冷えきってしまいました。 体を温めるために又早足でどんぐり庵に向かいました。 | |||||||
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