比較話法

川勝知事は、県庁での新入職員の入庁式で、 「静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。」と県庁職員と生産者を比較して職業差別だと炎上して辞職に追いやれました

これ以前の失言でも「(女子大学生に対して)顔のきれいな子は賢いことを言わないときれいに見えない」

浜松市と御殿場市を比較して「(選挙の応援演説で声を張り上げて)あちら(御殿場市)はコシヒカリしかない! ただメシだけ食ってそれで農業だと思っている!」

「磐田は文化が高い。浜松よりもともと高かった」
等 両者を比較しながら優劣の話をして問題となりました

森元総理が京都に行ったときのこと。
大勢の自民党員の方々の前で京都のことを褒めようと思ってこのように言われたそうです。

「京都はいいですねぇ。風光明媚で、文化的な情緒がある。とても素晴らしい街だ。それに比べて隣の大阪はなんですか。まるで痰壷(たんつぼ)じゃないですか」と。

この時、京都の会場は大ウケだったそうです。ただその中には大阪関係者がいて、またメディア関係者も当然いて、この発言が炎上したのです。

一方を褒める時に他方を見下した話をすれば 褒められた方は気持ちが良いが
けなされた他方は不愉快この上ないことになります

川勝知事と森元総理の失敗は下手な比較の話法でした

裏付け

今乗っているGOLF8は2021年3月に予約して購入した車です
3カ月後の6月に納車されました

1年後の定期点検の少し前にシートベルトのリコールがありました
定期点検とシートベルトのリコールを一緒にやってもらう事にしました

戻って来た車に乗るといまままでとブレーキの効き方が変わってしまいました
止まる直前にコクンと急停車したり 逆に止まる寸前にスーと前に伸びたりしました

暫くしてこれはシートベルトのリコール対応のプログラムを変更したことに起因していることが分からました
ドイツ本社でプログラムの修正をしましたが一度失敗し結局1年半かかりました

そのうちドライブ中のレーンをキープするプログラムに異常が見つかりました
これはステアリングごと交換する対応になりました
これもドイツからステアリングが送られてきました

その他パンク ナビの不具合等 何度もディーラーに持ち込むことになりました
車の引取り納車は全てディーラーの営業担当がやってくれます
その間代車が持ち込まれます
代車は全て新車です

GOLF8の度重なるトラブルで多くの代車に乗ることが出来ました
代車はアルテオン パサート ティグアン T−ROC トゥーランこれらの新車は全てGOLF8の後に発売されたものですが
シフトレバーなどの装備がGOLF8より古いことが分かりました

ディーラー担当者に「結局のところVWはGOLFということだな」というと
最初は認めなかったけれど何度も確認するとある時小さくうなずきました

つい最近VW乗用車部門のCEOの会見内容を見る機会がありました

『VWシェーファーCEO:まずゴルフに関しては今後もブランドの中核であることは変わりありません。グローバルで見て1番大事なのがゴルフかと聞かれると、実際に台数だけで見るとティグアンなどのSUVの方が売れているのは確かです。特に北米や中国、ヨーロッパ以外でも生産しているというのもあります。なので台数ではティグアンが1番です。ただ、フォルクスワーゲンというブランドを見た目や雰囲気、バリューで1番よく体現しているのはやはりゴルフだと思うので、ゴルフの重要性は今後も変わらないと思います。』

という事で「VWといえばGOLF」というvivakenの読みの裏付けが取れました
GOLFは「THE VW」ということでした

変身

今日の深夜2:30裏山でぐぁー♪ぐぁー♪とキョンが鳴きました
水曜日の夕方に見かけたキョンかもしれません
それにしてもビックリするような大きくて可愛くない鳴き声です

さて裏山にサクラが20本近くあります
最初に咲くのはヨウコウでピンク色の花を咲かせます
次はソメイヨシノと種から育ったヤマザクラです

最後のサクラはやはり種から育ったヤマザクラですが 5年位経っても花が咲かなかったので これはサクラもどきだと思って一度伐採しました

隣りにあるサクラもどきを見ると数輪花を咲かせていました
もしやこれも花が咲くのではないかと思い観察すると2年後に花を咲かせました

このヤマザクラはvivakenが一度伐採したことが原因なのか他のサクラの花が終わった頃に花を咲かせます

しかし葉と同時に花咲をかせるのであまり綺麗に見えません
ところが今年は変身しました
真っ白な花だけをびっしりと咲かせてくれました

これは有り難い 思わず「あの時はごめんな サクラもどきと思ったから伐採しちゃいました 今は有難う これからもよろしく」 と手を合わせました

最後に一本だけ真っ白な花を咲かせるとは真打登場で「よく見ておけよ」といっているようでした

本屋大賞

昨日 16時ちょっと過ぎ1Fに下りようと階段にある窓から裏山を見ると
10mちょっと先に一頭のキョンが右から左にゆっくりと歩いていました
急いでスマホを取りに行き戻ると姿は消えていました
10秒ちょっとの間のことでした

さて2024年の本屋大賞は宮島美奈の『成瀬は天下を取りに行く』に決まりました

この本は昨年 ニッポン放送の「垣花正 あなたとハッピー」のコーナーで
新潮社の出版部長の中瀬ゆかりが薦める「ブックソムリエ」でやたらと褒めていた本です 
MCの垣花正 アナウンサーの熊谷美帆も大絶賛していたのでつい購入しました

第一章は滋賀県大津市の西武百貨店が夏で閉店になるはなしです
主人公の成瀬(女子)は中学2年生の夏休みの1カ月間 毎日西武百貨店を訪れるというストーリーです

別にどうってことない話で中瀬ゆかりも垣花正も熊谷美帆も大騒ぎするなよと思いました

あーあ 騙されたなと思いつつ第2章はM1グランプリに挑戦する話です
第1章と同様に別にどうってことない内容でした
第3章 第4章もあったと思いますが 付き合っていられないので第2章で終わりにしました

こんな本が何で本屋大賞を取るのか不思議でした
想像ですが若い人はスマホに多くの時間を割いて本を読む時間がありません
そこで本屋としては若い人に何とか本を読んでもらいたいと思い中高生向けの本を本屋大賞に選んだのではと推測しています

何年か前も本屋大賞の本を購入しました
内容は瀬戸内海の村上海賊の話でした
これも読後の感想は「別に何という事もねーな」というレベルでした

年が明けて3月にブックオフで本を売却する時に『成瀬は天下を取りに行く』も一緒に売りました
本屋大賞を取る前でしたが350円で売れました
この価格を見ると人気があるのは確かでした

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