小池百合子の評価

作家・北原みのり
かけ声は立派だけど中身はない。それが小池さんの都政。都民としての実感である。そしてそれは小池さんの生き方のようにも見える。見た目は立派、かけ声に説得力はあるが、突き詰めれば中身がない。

権力に近いところにいく女性を「見た目は女だけど中身はオジサン」と批判する人は多い。それでも私は小池さんは「中身はオジサン」の権力者ではないと考える。小池さんは“女として”、男が女に持つ幻想や男の弱みをよく理解し、その幻想を差し出してあげられる力がある女性だ。

その時々に男が求めているものを的確に差し出し、フツーの男は怖くてやらない(中身がオジサンの女もやらない)絶対権力者批判を敢えて絶妙のタイミングで行い、そのことによって権力を自らの手に収め、男たちを恐怖させ、女性票も手に入れる。

そんなふうに小池さんは人々の欲望を生きてきたように見える。そもそも1970年代にカイロ大学を首席で卒業した国際派の日本人女性がいた……という物語は、小池さんの自己顕示欲からはじまった嘘だったかもしれないが、そういう人が“いてほしい”という当時の日本社会の欲望にもマッチしていたものだったのかもしれない。


舛添元都知事
小池は公約など守らない。「情報公開は一丁目一番地」と言ったが、公開文書は黒塗りのままである。

さらに、2016年7月の都知事選の選挙公報では、1)待機児童、2)介護離職、3)残業、4)都道電柱、5)満員電車、6)多摩格差、7)ペット殺処分をゼロにする「7つのゼロ」を掲げたが、実現したのは7)のみであった。

コロナについては、小池が、オーバーシュート、ロックダウンと横文字を使い、危機感を煽ってしまったために、都内のスーパーでは商品が棚から消えた。この騒動のあおりを食らって、政府は、当初2020年3月末に予定していた緊急事態宣言を4月7日まで待つことになってしまった。

小池は、感染症を防ぐことよりも、感染症を自分の選挙に利用するという許しがたい行為を続けたのである。

小池は、嘘で固め、権力者に甘言で接近し、利用し尽くしたら捨てる。
そして、権力のために、平気で虚言を弄し、公約も簡単に反故にし、大衆を扇動してきた。その危険な政治家の本質を見抜くことができず、褒めそやして衆愚政治の拡散を手伝った大手マスコミの責任も重い。


vivaken
2017年6月『築地は守る 豊洲は生かす』といいました
しかし守るはずの築地は読売ジャイアンツの新スタジアムに生まれ変わろうとしています
生かすはずの豊洲は遅れに遅れ 7年後の今年の2月に「千客万来」が出来たところです

マスコミは小池の抽象的なキャッチコピーに突っ込みを入れることが出来ません
小池はマスコミを上手く利用する術に熟知しています


北原みのりが言う「見た目は立派、かけ声に説得力はあるが、突き詰めれば中身がない。」

舛添要一が言うように「小池は公約を守らない」

両者の小池百合子の評価は当たっていると思います
要するに小池百合子という人物は「一般人の想像をはるかに超えた 権力に貪欲なペテン師」といえます
2024/05/07(Tue) 06:12:32 | 里山にて

Re:小池百合子の評価

大衆の人心をつかむ キャッチコピーのうまさ
それを取り上げるマスコミ
次回の都知事選でまたもや当選なんてことが起きないことを祈ります。
guest(2024/05/07(Tue) 06:24:50)
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