認知症と料理

フリーアナウンサーの徳光和夫(83歳)が自身の奥さんの認知症について明かしたニュースを見ました

奥さんも同じく83歳ですが5年ぐらい前から認知症を患っていたそうです
同じことを何回も言うのを不思議に思っていたところ次男も同じように感じていることを知り認知症だと思ったそうです

ある雨の日 奥さんがジャガイモを買いに行くと言って出て行きました
通常は40分ぐらいで戻るのですがこの日は1時間経っても2時間経っても戻らず 心配になりカッパを着て近所探しましたが見つかりませんでした

3時間以上経っても戻らないので警察に連絡して自宅で打ち合わせをしていたら「ただいまー」と言ってびしょ濡れで帰って来ました

普段 奥さんは徳さんが仕事で留守をしている時でも一人で料理を丁寧に作る人でした
ところがこの頃は一人になると食事を作らずに簡単なもので済ましていたようです

でも徳さんがいるとちゃんと料理を作ってくれるそうです
従来は20分ぐらいで作る料理に1時間ぐらい掛かるようになったのですが
不思議なことに味は変わらないままだという事でした

何十年も毎日続けている料理は認知症になっても以前と変わらぬ味で対応できるという事なのでしょう

そういう意味では好きで長年やって来たことをやらせてあげるのは認知症患者にとっても嬉しい事に違いありません

今回の徳さんの報告は「これからは仕事を少し抑えて奥さんと過ごす時間を増やす生活に転換する」という宣言です
外食は減らし奥さんの手料理を二人で食べる機会を増やすという事になるでしょう
2024/05/28(Tue) 06:20:32 | 里山にて

Re:認知症と料理

心配ですね
何とか進行を食い止めたいという気持ちと思います
夫婦で過ごす時間を増やすことは 何にも増していい治療薬となることと思います。
guest(2024/05/28(Tue) 06:42:16)
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