お説教

1967年シーズン。長嶋さんは打率・283と低迷。プロ入り以来5度の首位打者に輝いていたが、この年は初めて打率ベストテンから外れて12位に甘んじるなど、限界説がささやかれていた。

吉田さん(キャッチャー)が18歳で入団した65年から巨人のV9時代はスタート。
10歳年上の長嶋さんはチームのスーパースターであり、恐れ多い存在だった。

大先輩から一緒に走るよう言われた吉田さんは言われるがままに従った。  「僕はぺーぺーだから、緊張しながら付き合った。

長嶋さんは両親指を立てて『シュッシュッ、シュッシュッ』と言いながら走ってた」

「『おまえは走るリズムがない。俺と声を出せ』って言われてね。

そこから2人で『シュッシュッ、シュッシュッ』と言いながら走った。
そしたら、どんどんスピードが速くなってね。
僕の方が速くて、長嶋さんを抜いてしまった」  

先を行かれた長嶋さんは、吉田さんを説教した。  
「『なぜ、おまえは俺より先に走るんだ。ただでさえ引退間近と書かれてる。
吉田ごときに負けて、遅いと思われる。
これだけお客さんが見てるんだ。

引退間近と思うじゃないか、おまえは必ず俺のあとを走れ』って」常に見られること、ファンを魅了することを意識していた、ミスターらしい説教だった。  

「僕が2、3歩後ろを走ると、『ヨシ、これでいいんだ』ってニヤッと笑ってね」  序列が守られたことでミスターは満足そうな笑みを浮かべたという。

ミスターは常にファンの視線を意識した行動を取るのです
2025/07/03(Thu) 06:14:30 | 里山にて

Re:お説教

今 長嶋さんと同じ行動をとったら もしかしてコンプライアンス違反とか言われそうで 若干ヒヤリとしました
大先輩から今日は走るように言われた後輩が
「今日はダイジョウブです」と背中を向ける時代のようですから。
guest(2025/07/03(Thu) 06:39:50)
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