茨城のドカベン
当時のオレは少し腐っていたんです。「(出身地)茨城のドカベン」という触れ込みでプロ入りしたにもかかわらず、西武では87sに体重制限されていました。
玄米や野菜ばかりを食べさせられ「太っているのが取り柄なのになんで痩せなきゃならないんだ」と不満でね。
それが、神様・長嶋さんが「今のままで大丈夫」と言ってくれたんです。
初めて自分が認められたようで、全身が震えました。 巨人に移籍して2年目のこと。
長嶋さんが監督になり、オレは栄光あるジャイアンツの4番に抜擢されます。
長嶋さんは監督室にオレを呼びこう激励しました。
「巨人軍第59代の4番バッターに指名しますよ。
ブーちゃんは捕手だから今まで8番だったけど、クリーンナップ打てる力があるんだから」 ある時、打撃指導を受けようと宿泊先の監督の部屋を訪ねたことがあります。
ドアをノックすると、シャワーを浴びた直後だったのかタオル1枚を腰に巻いただけの監督が部屋に入れてくれた。長嶋さんは「バットを貸してごらん」と言って3回ほどブンブン振って……。
「どうだブーちゃん、オレのスイング。スゴイだろう。お疲れさん!」
おそらく長嶋さんは、打撃に関しては心配ないと言いたかったのだと思います……。
ただオレは、まだまだ実力不足。レギュラーをつかみ切るまでには至りませんでした。そんな半人前のオレでも、長嶋さんは大切にしてくれましたね。
ある試合の前、レギュラー陣が打撃練習を終えオレたち控え選手がバッティングを始めようとすると、ゲージに片足をかけた長嶋さんが声をかけてきたんです。
「ブーちゃん、オレと賭けよう。今から5本打つうちに1本でも本塁打になったら1万円出すよ」 オレは気合が入りました。スタンドに打球を放り込むと、長嶋さんは「やられたねぇ」とポツリ。
試合後のバスの中で「ハイ、食事代にして」と鉛筆で長嶋さんの当時の背番号「33」と書かれた封筒に入った1万円を渡してくれたんです。
スタメンに入れず腐りかけていたオレのモチベーションを維持するため、長嶋さんなりの気遣いだったのでしょう。
神様・長嶋さんの言葉、共有した事件は決して忘れることはありません。
オレの心に永遠に刻まれています。
デーブ大久保の才能を見出したのは長嶋監督だったとは知りませんでした
現役の頃 デーブ大久保の講演会に行ったことがあります
「茨木県は職業が3つしか選べない 土建屋と漁師とヤクザ」
「イチローや松井は毎日1000本から1500本の素振りをしていたが おれは500本がいいところ この差が成績の違いに出たよ」
いまでも記憶に残っています
玄米や野菜ばかりを食べさせられ「太っているのが取り柄なのになんで痩せなきゃならないんだ」と不満でね。
それが、神様・長嶋さんが「今のままで大丈夫」と言ってくれたんです。
初めて自分が認められたようで、全身が震えました。 巨人に移籍して2年目のこと。
長嶋さんが監督になり、オレは栄光あるジャイアンツの4番に抜擢されます。
長嶋さんは監督室にオレを呼びこう激励しました。
「巨人軍第59代の4番バッターに指名しますよ。
ブーちゃんは捕手だから今まで8番だったけど、クリーンナップ打てる力があるんだから」 ある時、打撃指導を受けようと宿泊先の監督の部屋を訪ねたことがあります。
ドアをノックすると、シャワーを浴びた直後だったのかタオル1枚を腰に巻いただけの監督が部屋に入れてくれた。長嶋さんは「バットを貸してごらん」と言って3回ほどブンブン振って……。
「どうだブーちゃん、オレのスイング。スゴイだろう。お疲れさん!」
おそらく長嶋さんは、打撃に関しては心配ないと言いたかったのだと思います……。
ただオレは、まだまだ実力不足。レギュラーをつかみ切るまでには至りませんでした。そんな半人前のオレでも、長嶋さんは大切にしてくれましたね。
ある試合の前、レギュラー陣が打撃練習を終えオレたち控え選手がバッティングを始めようとすると、ゲージに片足をかけた長嶋さんが声をかけてきたんです。
「ブーちゃん、オレと賭けよう。今から5本打つうちに1本でも本塁打になったら1万円出すよ」 オレは気合が入りました。スタンドに打球を放り込むと、長嶋さんは「やられたねぇ」とポツリ。
試合後のバスの中で「ハイ、食事代にして」と鉛筆で長嶋さんの当時の背番号「33」と書かれた封筒に入った1万円を渡してくれたんです。
スタメンに入れず腐りかけていたオレのモチベーションを維持するため、長嶋さんなりの気遣いだったのでしょう。
神様・長嶋さんの言葉、共有した事件は決して忘れることはありません。
オレの心に永遠に刻まれています。
デーブ大久保の才能を見出したのは長嶋監督だったとは知りませんでした
現役の頃 デーブ大久保の講演会に行ったことがあります
「茨木県は職業が3つしか選べない 土建屋と漁師とヤクザ」
「イチローや松井は毎日1000本から1500本の素振りをしていたが おれは500本がいいところ この差が成績の違いに出たよ」
いまでも記憶に残っています
2025/07/22(Tue) 05:56:55 | 里山にて

千葉県長生郡睦沢町ってこんなところです

Re:茨城のドカベン
プロに入ってくる選手は それぞれ 並大抵ではない器であることに間違いはないと思いますが中でも磨けば光る器と
磨けば磨くほどすり減っていく器とあると思います
磨いて光らせることができるのは 本人の覚悟と 自分にとって必要なことを言ってくれた人の一言をキャッチする能力 このあたりにかかっているように思います。