会津と薩摩

「『八重の桜』(NHK総合)で、会津藩士の父親を演じさせていただきました。自分の中で福島県人の意識があります。その後、別の作品で薩摩藩士の役をオファーされたんですが、お断りしました」

こう言ったのは「孤独のグルメ」で井之頭五郎役の松重豊です

会津藩は1868年から1869年の戊辰戦争で朝廷側の薩摩・長州藩と戦いました

会津藩は若松城に籠城したがこの間に白虎隊が悲惨な最期を遂げました
この戦争で会津藩の女子も薙刀を持って戦争に加わり悲惨な最期となりました
この悲惨な状況は150年経った現在も会津では語り継がれています

特に薩摩藩の残虐行為は今でも会津人は忘れていません
語り継がれている内容は史実とは異なる面があっても憎き薩摩は福島県人の記憶に残っています

松重豊が薩摩藩士役のオファーを断ったのはこういう歴史的背景を知っているからだと思っています

将棋の米長名人がかつてこんな風なことを言いました
「最後に『み』の付く言葉を持って生きると幸せな人生にならない 『恨み 妬み 嫉み やっかみ』」

歴史を知ることは大切です
大切なのは歴史から何を学び 間違いがあればそれを繰り返さない為にはどうするべきかを学ぶことだと思います

この戊辰戦争という内戦が早く終結したから日本はさほど疲弊せずドイツ イギリス ロシアの列強から領土を奪われなくて済んだという側面があります
国内でいつまでも争っているとそこに外国が領土を狙って入り込んでくるのです

4日(金)のブログは休みになります
従って次のブログは7日(月)からになります
2022/11/02(Wed) 05:33:25 | 里山にて

Re:会津と薩摩

「み」は付きませんが 嫉妬=ヤキモチと言われますが 薄いこげ色のヤキモチはパワーに変わるように思えます

いけない発言でしょうか?
tiara(2022/11/02(Wed) 06:10:55)
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