■　■田園ノート；川の流れのように■　■

今年は例年と違い草刈をむきになってしないことにしました

それは『ユウゲショウ（夕化粧）』という雑草が可愛いピンクの花を付けて庭に沢山咲いたことがきっかけでした

こんなきれいな花を咲かせる草を雑草だからと言って刈ってはもったいないと思いました

それ以後は背が伸びる雑草や可愛くない雑草を間引くように刈りそれ以外の雑草はなるべく残すようにしました

こうすることで庭には常に背丈が低い雑草が残っています
雑草が常に残ることにより今までにない状況が確認できました

今までか細く咲いていたネジバナが数本束になって力強く咲きました
猛暑が続く中で常に数ｍの南風が吹いていましたが網戸にしても埃っぽくないのです

元々田んぼと山に囲われているので風が吹いても埃は立ちにくい環境でしたが草を刈れば地面が露出して少し埃っぽくなります

草があることで地面が直接太陽に照らされず地温が上がりにくくなりました
地温が上がらないという事は網戸の状態で少し温度が低い風が家に吹き込むという事になります

秋を待つ虫も草の中に潜んでいます
コウロギの子供は５ｍｍ位になっています
カエルも暑さをしのぐために潜っています

草をむきになって刈らなくても気にならず　暑い中で体力も使わないで済み　
尚且ついい風が家の中に入って来るのですから有難いものです

これぞ雑草効果です