気球撃墜

中国の気球が米空軍により撃墜されました

当初 中国はこれは民間の気象観測気球が誤って米国本土上空に飛んだと言っていました
民間の気球だから中国政府には関係がないという立場でした

気球が撃墜されると中国の謝鋒(しゃ・ほう)外務次官は5日、在中国米国大使館に「厳正な申し入れ」を行った。中国外務省が6日発表した。謝氏は「米領空を間も無く離れる民間の飛行船に対し武力の乱用に固執したことは明らかに過度の反応だ」と非難し、「断固とした反対と強烈な抗議」を表明した。

というように民間気球の偶発的トラブルだと言いながら撃墜されると立場を変えて中国政府が抗議をしてきました

米国はかなり早くから気球の存在を認識していました
その上で様子見のためにあえて泳がしていたようです
米中の緊張を緩和する為にブリンケン国務長官の訪中を計画していました
そして気球の問題が発生したとして訪中の中止を発表しました
その直後に気球を撃墜しました

要するに米国は気球の存在を知りながらブリンケン訪中の計画を
タイミングを見ながら中止を発表してから気球を撃墜したようです

折角ブリンケン国務長官が訪中して米中対立関係を緩和しようとしているのに
あんたらが偵察気球を米国本土に飛ばすとは何事だ
これでは訪中は出来ないと米国の立場を有利にするためのゆさぶりを掛けるタイミングを模索していたということになります

中国はアメリカと仲良くしたいという事情があるので気球撃墜に対して強い抗議は避けているようです
2023/02/08(Wed) 06:25:19 | 里山にて

Re:気球撃墜

こういう事がおきたらこうしよう。
危機管理が非常にスムースに行った印象があります。
今や 「想定外」など恥ずかしくて言える言葉ではありません。
tiara(2023/02/08(Wed) 06:39:12)
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