大阪万博

10月20日、万博主催者の日本国際博覧会協会(万博協会)は、会場建設費が最大2350億円になることを3者で建設費を分け合う国、大阪府・市、経済界に伝えた。2度の増額で1・9倍。加えて工事遅延は深刻で、「万博の華」といわれる海外パビリオンの数は、建設予定の約60ヵ国から急減するのは避けられない。

大阪府・市の特別顧問を務めていた堺屋太一、橋下、松井の3氏が北浜の寿司屋で食事をしていた時、「大阪を成長させていくためには、世界的にインパクトのあるイベントが必要だ。橋下さん、松井さん、もう1回、万博やろうよ」という堺屋の声掛けでスタートしたという。堺屋氏は成功を収めた70年大阪万博の責任者のひとりだった。

15年末の安倍晋三首相(当時)、菅義偉官房長官(同)、橋下、松井の4人忘年会で、松井氏が安倍氏に「超高齢化社会への対応を万博というイベントでアピールしたい」と訴え、安倍氏が「菅ちゃん、ちょっとまとめてよ」と声をかけて万博誘致が具体化したという。

万博、IRとも会場はゴミ・廃棄物処分場だっただけに地盤改良が必要だった。松井氏は「IRに税金は使わない」と豪語したが、788億円の予算化を余儀なくされ、万博と合わせると地盤改良予算の「天井」が見えない。
また居住地ではないだけに、上下水道や電気などのインフラは整備されておらず、交通ルートは橋とトンネルの2本しかなく工事が本格化すれば渋滞は免れない。しかも建設業の時間外労働の上限規制は、来年4月から適用されることになっており、人手不足はますます深刻化する。

1970年の大阪万博は大盛況でした しかし時代が50年以上進むと世の中はガラリと変わります
過去の栄光をもう一度と堺屋太一は夢見たのですがIRの前座としての位置づけの万博に本気で乗って来る国はごく限られています
日本国内でも関心があるのは関西地区だけのような気がします このままだと失敗は見え見えです かといって中止すれば本命のIRに向けたインフラ整備が出来なくなります
止めたくても止められない 早めの英断が必要な気がします
2023/10/30(Mon) 06:19:53 | 里山にて

Re:大阪万博

本命のIR誘致というのが 最終目的でしょうが
私には IRの価値観を理解できません。
guest(2023/10/30(Mon) 06:35:20)
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