メディアのタブー

経済アナリスト森永卓郎の著書『ザイム真理教』に次ぐ第二段
『書いてはいけない』を読みました
この本は自身が2023年12月にすい臓がんステージWの告知を受けこの本だけは世に残したいという言わば遺書である

第1章ジャニーズ事務所
第2章ザイム真理教
この二つは特に新しい内容ではありません

驚いたのが
第3章日航123便は何故墜落したのか です 
これは1985年8月12日に御巣鷹山に墜落した日航機の墜落のことです

一般的には尻もち事故を起こした航空機の隔壁修理作業にボーイング社の誤りがあったとされていますが

運輸省航空事故調査委員会作成の「航空事故調査報告書付録(JA8119に関する試験研究資料)」の116ページに掲載されている図には尾翼に異常外力の着力点が記されています

要するに隔壁の異常ではなく外部からの衝撃によるもので 
当時 国産巡航ミサイルの洋上飛行実験中に突発事故がおきて 
日航123便の飛行中に伊豆稲取沖で垂直尾翼周辺に異変を発生させたと推測されています(詳細は省略)

自衛隊は民間航空機を仮想敵機として訓練をすることがあります
もし墜落の原因が自衛隊のミスだとしたら日本中がひっくり返る大騒ぎとなります
これが事実だとすると墜落原因がボーイング社の隔壁修理にあったと結論付けたことは日本がアメリカにとてつもない借りを作ったことになります

事故翌月9月22日にニューヨークのプラザホテルで「プラザ合意」成立して1ドル240円が2年後には120円と2倍の円高になりました
これにより日本は超円高不況に陥りました

翌年の9月2日世界シェアー50%の日本の半導体に対してアメリカから海外メーカーへの市場開放とダンピング防止の日米半導体協定を押し付けられ 
現在の半導体シェア―は10%を割り込みました

こうして日本経済は沈んで行ったのです
森永卓郎は今日の日本の経済的な体たらくは日航機123墜落事故の処理に起因していると推測しています

調べてみると当時の内閣総理大臣は中曾根康弘でした
2024/03/14(Thu) 06:08:13 | 里山にて

Re:メディアのタブー

アマゾンのチョイ読みでも 日航機123墜落事故のことを見受けられたのですが 何のことかさっぱりわからずじまいでした。
40年経っての事実という事でしょうか。
guest(2024/03/14(Thu) 06:27:00)
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