比較話法

川勝知事は、県庁での新入職員の入庁式で、 「静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。」と県庁職員と生産者を比較して職業差別だと炎上して辞職に追いやれました

これ以前の失言でも「(女子大学生に対して)顔のきれいな子は賢いことを言わないときれいに見えない」

浜松市と御殿場市を比較して「(選挙の応援演説で声を張り上げて)あちら(御殿場市)はコシヒカリしかない! ただメシだけ食ってそれで農業だと思っている!」

「磐田は文化が高い。浜松よりもともと高かった」
等 両者を比較しながら優劣の話をして問題となりました

森元総理が京都に行ったときのこと。
大勢の自民党員の方々の前で京都のことを褒めようと思ってこのように言われたそうです。

「京都はいいですねぇ。風光明媚で、文化的な情緒がある。とても素晴らしい街だ。それに比べて隣の大阪はなんですか。まるで痰壷(たんつぼ)じゃないですか」と。

この時、京都の会場は大ウケだったそうです。ただその中には大阪関係者がいて、またメディア関係者も当然いて、この発言が炎上したのです。

一方を褒める時に他方を見下した話をすれば 褒められた方は気持ちが良いが
けなされた他方は不愉快この上ないことになります

川勝知事と森元総理の失敗は下手な比較の話法でした
2024/04/23(Tue) 06:08:36 | 里山にて

Re:比較話法

大体 タンツボとは何ぞや
そんな時代です。
昔から 自分の優位性を示すために 相手をおとしめるのは 最も低劣な手法と言われていたはずです。
精神的に下流としか思えません。
guest(2024/04/23(Tue) 06:30:08)
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