ソラマメのポット植え

ご近所は皆さん ソラマメは直接畑に撒いていると聞きます。

私は 移植したほうがよく育つ というのを信じているし 事実2005年は直播して殆ど芽が出なかったことも経験しています。
ただ これは 庵主が直播を担当したので 文句のつけようがない いえ 文句しかつけられないような種まきの仕方だったので 管理の問題だと確信しています。

11月の中ごろまでにには ポットに一つずつ植え込まなければいけないものが 日曜日に雨に降られたりの諸事情でノビノビになっていました。

庵主が自分でやるというので お歯黒を下に向けてね。。程度のことを説明し 取り合えず任せました。
前回 直播をしたときの取り扱いから較べると 進歩のあとが感じられました。

そのソラマメと一緒においてあったのが 大根の種。

ご近所が おすそわけで持って来てくれたものですが、ソラマメの袋に入れて持って来てくれました。
私は 自分だけ分かっていればいいことだったので、タグをつけるでもなく 一緒においておきました。

大根は 直に撒くつもりでした。

ポットに植えられたソラマメと ソラマメと書いた標識の付いた植木鉢が並んでいました。

私は どなたかが種を持って来てくれたのかと尋ねました。

「いや 一緒にあったやつだよ」

と答えるではないですか

「え〜あれは大根の種よ。ソラマメとは大違いでしょぅ。。」

「ソラマメの袋に入っていたものはソラマメだ。何にも書かないで そういうイイカゲンな事をして なんだかんだいっても オレは知らない!!」

ま〜 これ以上は。。

連休最終日

振り替え休日の月曜日は 午後の仕事を始めようとする頃から 雨が降り始めました。

午前中は畑起しをやっていました。
ソレも終わりきらずに店じまいです。

庵主は 
♪オレはいなかのくりえ〜た〜♪♪
と 備前の壺の敷台を作っていました。
素顔の木のままでは 今ひとつしっくり行かず 仕上げに着色をしたいといいます。

3寸柱の加工品で 50センチ前後の長さのものを 3本段違いにつなげます。

グラインダーで表面仕上げをしたものを受け取り それを スチールの束子で木目が出るように荒らしました。
私なりに傷みと判断したところは 庵主がイメージしているだろう継ぎ手の型とは離れていきますが テキトーに刻み込んでしまいます。

最後は 黒漆を薄めて 一塗り。

庵主からこれでヨシ!!
と声がかかり 完成。


ラジオでは 「連休最終日の雨は よいお休みタイムになりますね」と語りかけてきます。
外仕事に気がもめる私は
「それもそうだけれどね テンテンテン」  です。

今やらなければ

秋も深まり 田んぼは落穂が芽を出し か細い稲が秋色をまとっています。

ご近所は 日々の野菜の畑を整備し 次に備えています。
寄せ集められた枯れ木を焚き火する煙の香りが静かに漂います。

さして計画性など持ち合わせていない私ですが、体力は年々落ちていくのだと認識しなければいけないと 何かがささやいているのでしょう。
畑起しをやらなくては・・
と はじめました。

きっかけは 一つには長ネギでした。

重粘土に手を焼き 思いついたのは土をかき集め 寄せ集めて畝を作ることでした。
ナスやピーマンは それでもそこそこ収穫し 皮が堅いのナンノ言いながらも 味噌汁の具になったり 炒め物になったり 美味しいキュウリの酢の物なんかもいただくことが出来ました。

しかし 長ネギは土にもぐろうにも 硬くてもぐれず ややUの字に曲がってやっとの事で育っています。
それをみて この畑ではやっぱりダメだ。
そう思いました。

今 キヌサヤを植えたところはそのままとして 出来るところから掘り下げ始めました。
粘土を起こし ほぐし もみがら物語を入れ ほぐし という具合にです。

一歳でも若いうちにやり終えなくては と つくづく思っているところです。

葉っぱを落とした鉢植え

鉢で管理された樹木を 地植えにするにはいつがいいかという質問をしたら
「基本は 葉っぱを落としているときです。」
と教えていただきました。

10年近くも鉢に入っていたものは そのまま管理するのがいいのでしょうが
そのまま 鉢管理をすることにも少々リスクがあり 植え替えることにもリスクがありました。

迷いながら 
「今後のことは お天道様とこの木々に任せようと決断し 8本の植え替えをしました。

重粘土の中で生き延びるのはさぞや大変だろうと 深く掘り込み もみがら物語を投入しわたしたちのできる範囲での環境を整え、鉢から出し 「がんばれや〜」と声を掛けながらの植え替えです。

モチノキがそうだったように・・
「木はね、それ自身が持っているエネルギーで 一年は越すけれど 問題はその後だよ」
「芽を吹くかどうか そこからが勝負だ」

そんな経験をして モチでは敗戦。

そして 今回 2年越しの心配を抱えることになりました。

ブナの鉢植えが 地植えにしても生き延びてくれるよう お祈りするだけです。

なんだかんだ あと1ヶ月

明日からの三連休が終われば
タイトルどおり なんだかんだ 今年もあと一ヶ月。

どんぐり庵は 障子もまだまだきれいです。
猫のハッちゃんはストレスなく暮らしているせいか、引っ越す前には 私の顔を見ながら 障子に爪を立てて 
「ビリビリ 僕 障子破いちゃうもんね」と悪い事と知っていて 悪さをしていましたが そんなこともありません。

お正月の大掃除はどんぐり庵では開放されそうです。

さて お正月。されどお正月。などと思いながら・・

都会と呼ばれる地域では 祝日の国旗掲揚は殆ど見られず この睦沢地区でも全戸が掲揚する様子でもありません。

干し柿が里山の景色作りのアクセサリーだったように お正月に日の丸を掲揚してみようか・・・
門松の代わりみたいな 軽い気持ちで。

などと 探してみると ポールも含めて1万円で充分お釣りがくるような価格のものがありました。

しかし 戦争を知らない私ですが、実家でも国旗を掲揚していた時期があったことを覚えている私ですが、戦後教育がもたらした弊害か いざ国旗を買おうとすると 日の丸特攻隊みたいなものが思い浮かび 今ひとつ積極的になれませんでした。

そんなことでいいのか 自分に問いかけているところです。

晩秋の焚き火

2005年の冬 未整備だった裏山を伐採し 以後私たちの手で 管理が出来るよう整えました。
その時山から下ろされた 竹をはじめとするソレこそ山のような廃棄物を あるときは敷地内に3つの山をこしらえ燃やし 数週間をかけて 片付けきってしまいました。

これは 焚き火などというレベルではなく 焼却作業でした。

私は チョロチョロっと燃やす焚き火が好きです。
先日 藪ニッキの木を始末したのですが ソレをくべると ニッキの香りが周辺に漂います。
枯葉を燃やせば それなりの 枯葉の香りが漂い 干草を燃やせばそれなりとなります。
いぶしているという表現の方が 適切かもしれません。

そんな香りが楽しめれば ガンガン燃やして燃やし尽きる事も必要ありませんが、これを見ている庵主は なんとも許しがたいもののようです。

「おまえはな・・火を燃やす事を 理屈で考えていない!!」
よっぽど腹が立つようで 我慢しきれなくなると ツカツカとやって来て 無言で 体中に怒りを発して
「火はこうして燃やすもんじゃ。」とばかり ボーボーやっています。

わたしは 焚き火の香りを楽しんでいるんだけれどと思いながら 片付けもしないで立ち去り ますます 怒りをかっています。

どんぐり庵は オール電化でカーボンオフセット。
でも 焚き火のことを知られたら 背中をむけて舌を出しておくしかないかな。 

晩秋のイルミネーション

マンションや高層アパートが立ち並ぶ”浦安・行徳”地区。
この季節になると 個人宅でも 玄関先や べランダに「随分大規模な!」と思わせる クリスマスイルミネーションが飾られているのを目にします。
ご自分の責任範囲でやられているわけで 何も申し上げる事はありません。

睦沢町では 女ケ堰公園のツリー飾りが明かりをともされています。

回りは田んぼですから 日が落ちると真っ暗。
そんな中 ツリー飾りはしっかり存在を示しています。

私たち夫婦は その様子をみながら
「なにもね〜 ここ睦沢で クリスマスイルミネーションなどいらないよね。」
「電気代の無駄使いよね。これも 税金だからね」
と 語り

外灯の少ない 県道 一宮・大多喜線をフォグランプをつけて走るわけです。

どんぐり庵には 夜間灯火している外灯があります。
これは 敷地内の安全を目的としたものでもありますが 周りを少々明るくする事にも貢献していると思います。
なんたって 暗いのです。

ま〜 地域の人が
「クリスマスツリーぐらい あったほうが良かろう。」
こう判断しているなら、ソレもソレですが。 

晩秋をむかえて

高地ではすっかり冬支度が始まっているようです。
紅葉のたよりも どんどん里に下りてきています。
渓流とモミジのバランスや 唐松の金色ともいえる色彩に出会うことは出来ませんが 里の木々にも晩秋の風情が感じられます。

ハラハラ散る落ち葉を眺めながら思いました。
定年後の暮らしをどこに求めるか。。
このテーマに結論を出すには随分長い時間をかけたような気がします。

時間がかかった一つの理由には 私がとてもアクティブであったからかもしれません。
新潟に行けば新潟のよさを感じ。
長野に行けば・・群馬に行けば・・栃木に行けば・・
というように 暮らしというより ここで存分に自然を謳歌したいという気持ちが優先していたように思えます。

房総半島はとても大きいとはいえ 関東ふれあいの道など つなぎつなぎながら 歩ききってしまい 雄大な自然に触れることなどなく 田んぼや畑の中を歩いているだけだったように思えます。

私にはフツーの暮らしを営むためにはというレーダーが 欠如していたのでしょう。

パートナーがこうしたいといえば
「そうかい」
といったもので 引き受ければ全力で協力する これががモットーで 今日を迎えました。

こうして晩秋を迎えてみると 標高900mの高地を選ばなくて良かった。
心から 安堵するわけです。
温暖な気候と 美味しい野菜 他を受け入れる地元の心意気 睦沢で 本当によかったと思っています。

床板に使った柳杉のその後

素足で床板の感触を確かめました。

「おや しっとりしている。」

庵主の確認すると 
「あーキヌカを上塗りした」
といいます。

施工当時 節はないとは言え ただただ白くて 
「いったい この床板はどういうことで これを選択したのだ。」
と半ばあきれ 唖然としたものでした。

調べてみれば 秋田杉にルーツをもつものの 中国産の材で 米ヒバさえ嫌がっていた関係者達が ここに行き着いたのは 我が家の予算がソレでしかなかったからだ と 自ら納得せざるを得ませんでした。

外見上をどう料理するか
追い詰められるとエネルギーを発する我ペアは 建坪72坪(一部吹き抜け)にまずは柿渋の塗布にはじまり キヌカの仕上げをしたわけです。

キヌカは 半年後再塗布 とうたわれていましたから それも忠実に実行し 柿渋塗布から1年が経ちました。

柿渋色が随分濃さを増し 白い床から開放されています。
キヌカのおかげで 非常にしっとりした仕上がりになっています。

柳杉は キズは付きやすいですが とても柔らかく堅木のケンケンとしたつき返しはありません。
冷たい床という感じも ないように思えます。
ここが 許せるところでした。

今 白い床から開放されて 柳杉のいいところだけが強調されるようになりましたので、ヤレヤレと息をついています。

さつまいも好き・かぼちゃ好き

種子島には ブランド品ともいえるさつまいもがあり 秋になったら 是非賞味したいと思っていました。
先週 店先に”まるでスィートポテト”とキャッチコピーがついて並べられていました。
掌にポンとのっかる大きさの物が 一袋に4本入って¥398でした。

早速蒸し器で蒸しました。そんな大きさですから 30分ほどで 蒸しあがりました。

クリームのようなしっとりしたおイモでした。
ポクポクでんぷん質の強い芋より クリーミーなさつまいもを好みます。

次の楽しみは 今月中旬から出荷されると聞いている 千葉県産「大栄・愛娘」です。
きめが細かく しっとり系と聞いています。

ミニかぼちゃと呼ばれる φ100位のかぼちゃを頂きました。
「半分に切って 種をとって ホワイトソースを入れてグラタンのようにするととっても美味しいのですよ。」とコメントも頂きました。
レンジでチンしても火が通るというあの小さなかぼちゃです。

とりあえず 最初は本体の味を味わおう。やっぱり 蒸すのが一番。
と 蒸し器で15分程度。
甘みは強くはありません。でも しっとり感とかぼちゃの風味があって 美味しかった。

野菜にしてもイモ類にしても 新鮮なものをタイミングよくシンプルに調理していただくのは とっても充実感を感じます。
もうじき サトイモです。

雨が降ればホームセンターが混む

9日の日曜日の睦沢地区は 午前中はどんより曇り空でした。
天気予報は午後から40%の降水確率を表示していましたが 風もなく 夕刻まで雨が降らずにもってくれるかな という感触でした。

午前中は 落ち葉掃き。
私の気持ちとしては
「集めたって 集めたって 一風ビューと吹けば 元の木阿弥よ。」と思いつつも 
ご近所から 
「あそこの奥さん 箒一つ持ったことがないよ。」
といわれそうで 、ソレが怖いばかりに 竹箒で落ち葉を掃き集めているのです。

天気予報どおり 2時半頃からポツポツ降り始め 私の最大の弱点 【雨にぬれると必ず風邪を引く】こうなってはいけないと 外仕事は半ばで引き上げました。

庵主は 今のうちに買い物を済ませてくると出かけました。
帰るなり「いや〜D2(ディーツー 睦沢マーケットプレースのホームセンター)の混んでいる事」と 考える事は皆同じとばかり 照れくさそうに帰ってきました。

ひょっとしたら 顔見知りばかりじゃないの などと思いながら 
今年三月 庭の植え替え作業に始まった庭造りから ここまでずーっと外仕事ばかりしていましたが 雨のおかげで 差し鴨居の蜜蝋ワックス塗りの続きをすることが出来ました。

庵主は言いました。
「ケヤキのワックスがけには手を出さない!!オマエがあーだこーだうるさいから。」
ソウです。
それじゃぁ厚塗りだ。ムラになってるだ。
私はうるさいのです。

でも特別 ケヤキではない材を使った鴨居部分は ワックス掛けを手伝ってもらいました。
監視下で・・・・(へへ)

生姜糖

はじめていただきました。生姜糖。

生姜の絞り汁を砂糖で固めた生姜糖ではなく
生姜を蜜で煮て 乾燥させた生姜糖です。

どんぐり庵に関心を寄せてくださる方の 手作りのお土産でした。

噛むと 当然甘く 噛み進むと生姜のピリピリとした辛さを味わう事が出来ました。
「なるほど 喉が痛いときに飲む生姜糖とは これにお湯を注いだものか」
「温まりそうだ」
と頷きながら 昔の羊羹の端っこ・・ざらざらと砂糖の塊が歯に当たって 曇りガラスの裏を爪で掻くような響きが頭に響いて嫌いなのですが これは 口の中でぱっと砂糖が溶けるので
甘さと生姜の辛みを楽しめます。

ついつい作り方は と 調べてみるといとも簡単。
されど 創業ウン十年という生姜糖専門店があるところを見ると これも 奥深いものがありそうだな。
シンプルであるが故 難しいんですよね。

キヌサヤ

園芸店には キヌサヤの苗が出始めました。

スイトピーのような葉っぱがかわいらしく、クルンと伸びたヒゲがかわいらしく 早く支柱を立ててくださいと言っているようでした。

さて キヌサヤの種まきです。
長ネギを植えている畝は 幅広に作ってあるので ネギは畝の端を利用し 畝にはキヌサヤの種まきをしました。

夏から もみがら物語を入れて土作りをしていたので 手ごわい重粘土も いくらかおとなしくなってきています。
もみがら物語が 優れた堆肥であることを実感させられます。

この時期 どんぐり庵では掃いても掃いても落ち葉攻勢にあい その落ち葉を集めて堆肥作りをすれば「エコな生活」と胸を張ることも出来るでしょうが 堆肥と化す ソレまでの時間が待てません。
町で斡旋している「米どころ睦沢」の 「もみがら物語」を購入して 大満足しています。

キヌサヤの種は 一番小さな袋を買いました。
それでも 100個ぐらいの種が入っていました。一箇所に4粒づつ撒くようににと書かれていたので忠実に守りました。

さて 発芽の歩留まりはいかに。。
 

リスク

昔の人は言いました。

「安物買いの銭失い」

私が 日常感じるリスクは この一言が重い意味をもつ事があります。
ギャンブルには 縁のない我が家は 張った 打った ということとは無縁です。

さて 定価498円のガーデンシクラメン(ミニシクラメン) この子達がなんと100円と値札を付け替えられて売られていました。
1〜2本花をつけていて 花色が確認できるものと すっかり花目がなくなって 何色やら分からないものが 移動式の棚に並べられていました。

う〜ん 100円か・・
葉っぱを見ると 徒長しているとは思えず 肥料不足か 日照不足 または 温度差を掛けずに一定の温度のところにおいておいた 故に花目が上がらない etc..

などと あらんかぎりの知識の範囲で 「そうであれば ウチに持ち帰って面倒を見れば ナンとか行くのじゃないかしら。」
と結論を出し 5鉢買いました。

植え替えてみると 根は白く まだまだ成長が足りないという感じ。
がんばってくれ〜 とエールを送り もみがら物語を入れた土の中にそっと植え込み ケヤキの落ち葉でぐるりラインをつくり 秋冬向けコーナーの出来上がりです。

植物の苗を買うということは 多かれ少なかれ 高かろうが 安かろうが うまく育てられないというリスクは付き物です。
それはそうとして 8割引きとは どうしたんでしょ。



長ネギの土寄せ

どんぐり庵に向かう車窓から 黒々とした土を寄せた長ネギ畑を見ながら
「あーウチのネギにも土寄せしなくちゃ。。」

今や 何でも「もみがら物語」と化している私は 土寄せのために粘土質の土をホックリ返して もみがら物語を放り込み どういうわけか気分で化成肥料で 味付けをしたりしています。

冬場 泥ネギを二束も買えば間に合ってしまう我が家にありながら 半日 土と格闘していると 野菜作りがなんとも容易ではないことを感じさせられます。

土寄せも機械化されていると聞きます。

ともかく 新鮮なネギを味わうぞ!美味しいネギに育っておくれ・・と祈っています。

庵主がとても上手に作ってくれる 具たくさんの味噌汁をいただくのが とても楽しみです。

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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