東急東横本店

渋谷という町には サラリーマンになるまでほとんど縁がなく
学生時代は 池袋経由の通学だったので
アルバイト先も たまに行くデパートや当時のパルコも
定期券で乗り降りできる 池袋で途中下車がほとんどでした

代々木の会社に滑り込み
新宿経由の定期券を持ったものの
あまりフラフラするほうでもなかったので
新宿の街も駅前ぐらいしか知りません

渋谷となれば ファッション雑誌に取り上げられ
きっと私にとっては違う世界と思い
足を踏み入れはしたものの
若者であふれる雑踏としか感じられず
何か場違いで 浸ることはありませんでした

その 渋谷東急東横本店が 昨日1月31日幕を閉じました
この店には 一つだけ大きな思い出があります

その当時 東急は周辺の住宅地を 今でいうコミュニティバスが走っていました
銀座アスターが入っていて vivakenと私は アスター麺か何かをすすっていました

年配のご婦人 今では感じさせられることのない
(何しろ 半田舎暮らしですから)
不雰囲気の女性が 一人で席に着き オーダーし
「これが毎日よ」
と言わんばかりの所作でした

ちょっとバスに乗り ちょっとおしゃれして お昼を食べて自宅に戻る
見たわけではないので ひたすら想像ですが
間違いないだろう と 今も思っています

どんな店に行き どんなに着飾った人に逢おうとも
ああいう生活感の違いを
まざまざ感じたことはありませんでした

そんな一コマが忘れえないものとなっている
東急東横本店です。

2023/02/01(Wed) 06:47:51 | 古民家再生日記

Re:東急東横本店

羽田に合う町合わない町があります。vivakenは育ったった隅から隅まで知っている吉祥寺の町が一番肌に合います。
guest(2023/02/01(Wed) 07:13:46)
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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