焚き火で燻(いぶ)す

19日 日曜日の天気予報は 午後もしくはお昼ごろから雨というものでした。
朝起きると とりあえず雨は降っていません。
睦沢の工事の進行状況を確認に行こうと出発しました。

現地に着いた頃に ポツポツ降り始め 午後には 雨とともに 息が白くなるほど冷え込みました。
そんな中 隣人が顔を出し 
「この2〜3日 誰も来ない・・」 
「大工さんが来ない」 と 心配そうに声をかけてくれました。

私は 「電気の配線工事や塗装があったので・・」とかなんとか いいました。

隣人は このまま なんかの理由で放置されてしまうのかと心配したようでした。
この日私たちが現場に行かなかったら ますます心配を増幅させた事でしょう。とりあえず 雨と分かっていて 出かけてきた意味がありました。

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作業場の側で焚き火をしました。
板材の端切れを燃やしました。しょぼ降る雨の中でも 勢いがついた火は消えることなく燃え、時々湿った端切れを入れると 火力がおち 煙が立ち上ります。

建物の中に居ると それが まるで囲炉裏の煙のように風にのって運ばれてきます。

去年のお正月 サクラの枝払いをしたものを燃やし 煙ばかりが立ち昇りちっとも燃えなかった事を思い出しました。
外での焚き火だったにもかかわらず、着ているものから 髪の毛から なにもかも 燻製のように臭くて、これでは囲炉裏なんか とても持ち込めるものではないと思ったものでした。

今年 石川工務所さんを訪ねた途中 甘草屋敷に立ち寄り ボランティアの方々が薪をくべる囲炉裏の側でお茶をご馳走になりました。甘草屋敷を維持することに誇りを持っていることが伺え、また 石川工務所さんが代々こうして手を入れてくれるから・・などと話を聞いた事を思い出しました。

その時に味わった煙の香りが よぎりました。

木が燻される香りは 温かみがあるものだと改めて思いなおしました。
2006/11/21(Tue) 07:56:27 | 古民家再生日記

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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