■　■田園ノート；ほぼ日刊vivakenドン■　■

北島康介さんが　競技水泳から引退を表明して　３日。

引退会見を読み進めながら
「本当に幸せな　選手生活だった」と語る　これが　今の彼を支えているのだろうか
と　考えてみました

私など
時折　メダルだけでは食べていけないから・・・
と　頑張っている選手を見ながら思うことがあります

アスリートが　まだまだ先の人生を残して　一区切りつけるのは
別の意味で　新しい目を開くには　大いに有利なことだと思いますが
さて　その次を考えるとき
先のことは　その時に
というスタンスと
競技者としていずれ限界が来るのだから　その後の人生を考えていく
というのでは　全く違うものがあります。

後者であれば　【引退】　にも大きな余裕が生まれ　強いことだと思います

そうこうしているうち
北島さんが　インプリントという会社の代表者であることを知りました。
すでに　過去の栄光にこだわらない
北島康介さんという人生のレールを
自分自身で　引いてあったということです。

引退会見の　和やかさ　さわやかさ
その大本は　将来に気持ちがいっているということだったように思えます。